大型の市販プラスチック製まな板もあるが、軽くて邪魔にならず、重宝するのは小型のDIYまな板である。
前回作ったのは無垢材であるのは間違いないが、いったい何を転用したのか、すでに記憶にない。今回は床材として自宅で使った松パネル材を使った。
まな板なので、まず無垢材であることが必須条件。さらには、そっている材料は不可。ここで多くの候補が脱落する。厚みは15~20ミリで、ヤニが浮いていたり、大きな節が入っているものも不可。なかなか条件は厳しい。
手頃な板をようやく見つけ、使えない部分を切ってみたら、ちょうど24センチになった。幅は前回と同じ11センチだが、長さは7センチ長くなった。複数の材料を一気に切る場合、もう少し長さがあれば…、と思っていたので、ちょうどいい。
松系の木材でまな板を作るのは邪道かと思って調べてみたら、皆無ではないようだ。管理方法は難しくなく、水道水でサッと流して吊るしておくだけ。
木製まな板の利点は、何といっても包丁の刃当たりが柔らかいこと。定期的な交換は必須だが、慣れるとプラスチック製は使う気がしなくなる。