2012年3月19日月曜日

ボイラ直って中華Pad届く

 朝9時過ぎにパナソニックのサービスセンターから電話があり、午前中ボイラの修理に来てくれるという。ついでに昨夜同時に故障した給湯ボイラとその症状のことを話すと、一緒に見てくれることになった。暖房ボイラはサンヨー製、給湯ボイラはパナソニック製だが、最近合併したので同じメーカー扱いとのこと。手間が省けた。

 10時過ぎに二人連れの修理スタッフ到着。メインは50代の熟練者だが、もう一人は見習い風の若手。どうやら技術の引継ぎもかねて訪れたらしい。
 暖房ボイラは温水循環ポンプの故障とすぐに判明。2年前に壊れたのは油ポンプで、ボイラのポンプ類は10年以内にたいていは寿命がくるらしい。
 その後、給湯ボイラを見てもらったが、こちらは原因がはっきりせず、一時は灯油の配管経路に問題があるのでは?との疑いも出て、外の灯油タンク廻りまで入念に調べる羽目に。
 しかし、種々の症状からボイラ本体が怪しいと私は睨んでいた。ふと思いつき、灯油のゴム管を手持ちの2Lポリタンク(昨夜ストーブに使用したもの)に入れてテストしてみては?と提案。これで正常運転できれば、ボイラ本体の問題ということになる。私が得意とする消去法の発想だ。
 さっそくやってみると、やはり途中で燃料切れのサインが出て運転が停止する。これで本体の油ポンプの故障と断定できた。


 油ポンプを新品に交換して再度テスト運転すると、今度は普通にお湯が出る。これにて全ての問題が解決した。
 推測だが、昨夜灯油のゴム管を外したことによって油ポンプに空気が入り、それが引き金となって決定的に壊れたのではないか。いずれにしても寿命がきていたことは確かで、修理が一度に済んでよかったと考えるべきだった。

 修理費は合計で52,000円強。予想を越える額だったが、家中のお金をかき集めて何とか足りた。理屈ではどちらもあと10年は使えることになるが、こうなれば自分の命とのガマン比べだなと、帰宅した妻と笑った。
_ボイラ修理作業中にかねてから注文してあった中華Padがようやく届く。何かと気ぜわしい日で、午後からはその中華Padの到着をブログで知ったという妻の仕事仲間が見物にやってきた。かなり若い方なので、タブレット型PCに興味があるらしい。
 私も初めてさわる立場だったが、見様見真似で起動や画面の切換え方法などをやってみせた。無線LANのルータが手元になく、ネット接続がまだできないので雰囲気をつかむだけだが、サイズや軽さ、画面の美しさに驚いていた。


 お店がサービスしてくれた透明の液晶カバー内の気泡がひどく、自分で貼り直した。なくてもいい感じがするので、いずれはがしてしまうかもしれない。
 以下、ざっとさわってみた印象を箇条書き。

1)型番は「Ainol NOVO7 Aurora」、「赤札天国」からネット通販で購入。送料代引手数料こみで、15,535円。日本語モード設定や公式マーケットの導入、ファームウェアの最新化は全て店側でやってくれた。初期不良保証もあって、誠実な店という印象である。
2)Android4.0/メモリ1G/ストレージ8G/7インチ1024x600~IPS液晶/189×123×9×310g/付属品は上の写真の通り。(マウスはついてません)
3)起動時間45秒で、最新のMac-miniとほぼ同じ。非常に早い。
4)画面は予想以上の美しさ。(写真下)IPS液晶のなせる技。これにこだわって正解だった。
5)手持ちの無線マウスとキーボードをつないでみたら、どちらも普通に認識して普通に使える。(写真上)これは「OTG」という機能が内蔵されているから。
6)電池は3700mA。満タン充電して30分使って20%程度の消費量。推定2~3時間といったところで、iPadよりはかなり落ちる。
 第一の目的だった電子譜面をテストするべく、譜面ファイルの一部をpdf変換。マイクロSDカードに転送して本体に差し込んでみたが、残念ながらpdfビュアーがアプリに存在せず、見え方は確認できなかった。早急にネット接続してアプリをダウンロードする必要がある。
 Mac本体とUSBケーブルでつなげばMac経由でネットにもつながるかも?と期待していたが、さすがにそれは無理だった。さっそくアマゾンで無線LANルータを注文。ネットやメールの操作性もこれが届いてからじっくり確かめたい。様子は逐次ブログで報告します。