10時過ぎに二人連れの修理スタッフ到着。メインは50代の熟練者だが、もう一人は見習い風の若手。どうやら技術の引継ぎもかねて訪れたらしい。
暖房ボイラは温水循環ポンプの故障とすぐに判明。2年前に壊れたのは油ポンプで、ボイラのポンプ類は10年以内にたいていは寿命がくるらしい。
その後、給湯ボイラを見てもらったが、こちらは原因がはっきりせず、一時は灯油の配管経路に問題があるのでは?との疑いも出て、外の灯油タンク廻りまで入念に調べる羽目に。
しかし、種々の症状からボイラ本体が怪しいと私は睨んでいた。ふと思いつき、灯油のゴム管を手持ちの2Lポリタンク(昨夜ストーブに使用したもの)に入れてテストしてみては?と提案。これで正常運転できれば、ボイラ本体の問題ということになる。私が得意とする消去法の発想だ。
さっそくやってみると、やはり途中で燃料切れのサインが出て運転が停止する。これで本体の油ポンプの故障と断定できた。
油ポンプを新品に交換して再度テスト運転すると、今度は普通にお湯が出る。これにて全ての問題が解決した。
推測だが、昨夜灯油のゴム管を外したことによって油ポンプに空気が入り、それが引き金となって決定的に壊れたのではないか。いずれにしても寿命がきていたことは確かで、修理が一度に済んでよかったと考えるべきだった。
修理費は合計で52,000円強。予想を越える額だったが、家中のお金をかき集めて何とか足りた。理屈ではどちらもあと10年は使えることになるが、こうなれば自分の命とのガマン比べだなと、帰宅した妻と笑った。
_ボイラ修理作業中にかねてから注文してあった中華Padがようやく届く。何かと気ぜわしい日で、午後からはその中華Padの到着をブログで知ったという妻の仕事仲間が見物にやってきた。かなり若い方なので、タブレット型PCに興味があるらしい。
私も初めてさわる立場だったが、見様見真似で起動や画面の切換え方法などをやってみせた。無線LANのルータが手元になく、ネット接続がまだできないので雰囲気をつかむだけだが、サイズや軽さ、画面の美しさに驚いていた。
お店がサービスしてくれた透明の液晶カバー内の気泡がひどく、自分で貼り直した。なくてもいい感じがするので、いずれはがしてしまうかもしれない。
以下、ざっとさわってみた印象を箇条書き。
1)型番は「Ainol NOVO7 Aurora」、「赤札天国」からネット通販で購入。送料代引手数料こみで、15,535円。日本語モード設定や公式マーケットの導入、ファームウェアの最新化は全て店側でやってくれた。初期不良保証もあって、誠実な店という印象である。
2)Android4.0/メモリ1G/ストレージ8G/7インチ1024x600~IPS液晶/189×123×9×310g/付属品は上の写真の通り。(マウスはついてません)
3)起動時間45秒で、最新のMac-miniとほぼ同じ。非常に早い。
4)画面は予想以上の美しさ。(写真下)IPS液晶のなせる技。これにこだわって正解だった。
5)手持ちの無線マウスとキーボードをつないでみたら、どちらも普通に認識して普通に使える。(写真上)これは「OTG」という機能が内蔵されているから。
6)電池は3700mA。満タン充電して30分使って20%程度の消費量。推定2~3時間といったところで、iPadよりはかなり落ちる。
第一の目的だった電子譜面をテストするべく、譜面ファイルの一部をpdf変換。マイクロSDカードに転送して本体に差し込んでみたが、残念ながらpdfビュアーがアプリに存在せず、見え方は確認できなかった。早急にネット接続してアプリをダウンロードする必要がある。
Mac本体とUSBケーブルでつなげばMac経由でネットにもつながるかも?と期待していたが、さすがにそれは無理だった。さっそくアマゾンで無線LANルータを注文。ネットやメールの操作性もこれが届いてからじっくり確かめたい。様子は逐次ブログで報告します。