電子譜面と併行し、レトロな手法である印刷形式の譜面も再検討してみた。8年前に弾き語り活動を本格再開して以来、ずっと譜面はA4横タイプを使っている。すでに650曲余のデータ蓄積があり、この形式を簡単には変えられない。
しかし、50%に縮小印刷することは可能で、そうするとA4横サイズに4曲が同時に入ることになる。
50%縮小では文字が小さすぎて判別不能では?と思ったが、試しに4曲だけテストファイルを作っていつもの条件下で歌ってみたら、まずまず問題なく使える。
数えてみたら、前回のライブでは予備曲を含め、A4版30枚の譜面を持参していた。仮に200曲分をレイアウトして縮小印刷するとA4版50枚となり、フォルダこみの厚みが6ミリで、約300g。タブレットPCと似たようなものだ。
コスト的にもこちらが有利だが、データの追加や差し替えが面倒で、650曲を200曲に絞り込む作業も難しそうだ。
_一方、別途検討中のタブレットPCによる閲覧、検索方式は、前回書いた安い製品では能力が劣り、100頁以上のデータを入れるとフリーズすることがある、との新情報を得た。スムーズな検索をするには、ある程度の能力が必要らしい。
調べるうち、Mac-miniのモニタとしても使えそうなタブレットPCがあるらしいことに気づく。投資が1台だけで済み、コスト面でかなり有利になる。中国製でiPadに近い能力の安価なタブレットPCを見つけたが、本当にやれるのかどうか、もう少し調べる必要がある。
携帯型タブレットなど本気で検討するとは夢にも思ってなかったが、弾き語りライブやMac-miniに関わるとなると、話は別。今日は買物がてら、近くのヤマダ電機にいって初めてタブレットPCなるものを触ってみた。
想像以上に薄くて軽く、そして画面が美しい。ネット接続は基本的にせず、上記のような変則的な使い方であれば、コストは初期投資分だけで済む。だんだん煮詰まってきた。