ケーブル長は1Mと3M。その中間あたりが欲しかったが、探しても見当たらない。やむなく3Mを買った。
妻が使うのは仕事が休みの午前中。録画してあった韓ドラなどを観る際、音が大きいと寝ている私が起きてしまうのを気遣ってのことだ。居間の西に置いてあるベンチに寝そべってテレビを観るので、長いイヤホンが必要だ。
私が一緒に早く起きてしまえばよいのだが、毎晩明け方3時4時まで何かしらやっているヤクザな身なので、午前中はほぼ死んでいる。
そのイヤホン、100円ショップの割にはなかなかよく聞こえる。最近は私もたまに借りている。夕食後に観る番組の意見が合わないとき、二画面モードにして主画面とスピーカー音は妻に譲り、小さくした副画面は私がイヤホンで聞く。
ちょっとした操作で、ひとつのテレビで全く別の番組を別音声で聞く方法を最近見つけた。夜10時から未明で同様の事態が発生した場合、私が見たい番組を2階の小型テレビで観る。
こうして生で観る番組は実はあまりなく、多くは録画しておいて仕事の合間や妻が寝た深夜に階下の大型テレビで見る。
興味を持った番組はたいてい毎週予約をしてあって、そのリストはおよそ以下の通り。
《コズミックフロント》NHK-BS
宇宙ドキュメンタリー。宇宙ファンとしては見逃せぬ。
《タモリ倶楽部》テレビ朝日
流浪する思いつきバラエティ。
《イタリアの小さな村》BS日テレ
市井の村人のささやかな人生に光をあてるドキュメンタリー。
《夢の扉》TBS
あらゆるジャンルで未来への夢に向けて尽力する人を追うドキュメンタリー。
《デザインあ》NHK-Eテレ
デザイン的思考を育てる15分番組。いろいろなデザイン的ヒントが転がっている。
《額縁をくぐって物語の中へ》NHK-BS
名画の中にレポーターが飛び込み、登場人物に取材するという奇想天外な番組。
《志村軒》フジテレビ
ドタバタ系バラエティ。ストレス発散に最適。優香も好きだし。(^Θ^)
《野田ともうします。》NHK-Eテレ
人気漫画を実写ドラマ化した5分番組。そのユルさがなんとも言えず…。
《探偵!ナイトスクープ》朝日放送
ほのぼのしつつ、時に涙が止まらなくなるという不思議な番組。
《小京都・香り紀行》BS-TBS
清涼感漂う紀行番組。観るだけで癒される。うるさいレポーターがいないのにも好感。
《祝女》NHK総合
女の本音をユーモアたっぷりに描く、ちょっと怖い番組。
《ブギウギ専務》STV
ローカルなバラエティ番組。目下「ブギウギ奥の細道」敢行中。上杉専務のキャラが楽しく、目が離せない。
《ノブナガ》CBC
名古屋を中心にしたバラエティ番組。後半のロケコーナーだけ見ている。ゴールまでの果てしなき道のりは人生に通ずる。
こうしてまとめてみると大半がドキュメンターとバラエティである。ドラマや音楽番組は、あまり観る気がしない。
「書斎の本棚で人となりが分かる」とよく言われ、写真撮影を極端に嫌う文人がいると聞くが、いまは観るテレビ番組やネットのブックマークでその人のおよその趣味嗜好、生き方が推し量れると思う。見られて困るものなど何もないので、堂々と晒しますが。