2011年9月17日土曜日

社福協・敬老演芸の集い

 近隣の太平百合が原地区センターでの社会福祉協議会主催、敬老演芸の集いに参加した。昨年も同じ場所の同じイベントに招かれている。
 30度近い暑さだった昨日から一転して、最高気温が20度という肌寒い天気。午前中まで小雨がずっと降っていて、我が「ライブ晴れ男」のツキも、もはやこれまでと覚悟を決めていたら、出かける直前になってピタリ雨がやんだ。
 開始ギリギリに会場に着いたが、来賓挨拶などがあり、13時10分くらいから演芸は始まった。140席用意された椅子は当初70%ほどの入りだったが、開始と共にじわじわ増えて満席となり、すぐに20席ほどが追加された。

 今年のメイン出演者は津軽三味線の竹内獅士丸さん。スケジュールの都合とかで、トップバッターとして登場した。達者な芸と巧みなトークで、50分があっという間に過ぎる。
 メリハリの効いた曲の構成、クイズ形式を取り混ぜたMCなど、プロとしての場のさばきが非常に参考になった。


 その後、地元中学校合唱部から始まり、舞踊、カラオケ、フラダンス、マジック、剣舞など、多種多彩な芸が休みなく続く。
 地区センターで練習を重ねている地元のグループから、幅広く活動をしているプロに近い方など、その芸のレベルもさまざま。しかし、時にキラリ光る芸に出会ったりする。いたるところに芸あり、である。
 15時50分から私の出番となる。全11組のラストで、最後に会場の聴き手と一緒に懐メロを歌い、そのリード役を務めるという、重要な役どころだった。
 この時点で時間が10分強押していた。本来は16時が終了時間で、事前の連絡ではシングアウト2曲のほか、他に2曲歌う手はずになっていた。しかし時間が気がかりだ。直前に責任者の方に確認すると、時間は気にしないで予定通り4曲歌って構わない、という。

 前の出演が終わると素早く機材をセットし、幕を開けてすぐに始めようとしたが、どうもマイクの音が小さい。リハなしのぶっつけだが、モニターがないので気のせいかと続けていたら、担当者が舞台袖からすっとんできて、マイクのスイッチを入れてくれた。気づかなかった…。
(この日はPAの関係でギターもマイク取りで、使ったのはモーリス)
 気を取りなおしてライブ開始。時間を詰めるため、MCはほとんどなしでトントン進める。まずは「上を向いて歩こう」、続けて「瀬戸の花嫁」を無難に歌う。多くの人が口ずさんでくれて、反応は上々だ。
 最後にプログラムに歌詞が載っている「青い山脈」「世界の国からこんにちは」をシングアウトとして歌う。2曲とも昨年と同じ曲だが、今年は時間がないので会場との練習は省き、歌が始まる箇所の掛け声だけで一気に進めた。

 終了は16時5分。20分の予定を10数分でうまくおさめ、ほぼ予定通りに終わることができた。大きなミスもなく、主催者にも喜んでいただけた。あわただしいスケジュールのなかでは、まずまずの結果である。