2010年9月1日水曜日

切除手術終了

 午後3時から皮膚科の切除手術があるので出かけようとしたら、妻が「ついて行く」という。40代の半ば、同じように背中に正体不明の大きな腫れ物が出来、皮膚科に行ったら、手術するので当日は奥さんが立ち会って欲しい、と医師に言われたことがある。
 今回、特に家族の引率は求められてなかったが、そのときの腫れ物は良性だったゲンを妻がかついだのか?

 少し遅れて3時10分から手術は始まったが、患部を中心に1.5×2センチほどの楕円形状を円錐形にえぐり取られた。痛みはなかったが、深く切った関係で、縫い合わせは2段階。
 まず最初に溶ける糸で皮膚の深い部分を縫い合わせ、第2段階で表面を普通の糸で縫った。麻酔は効いているが、糸を皮膚に通すザクザクした感触は、あまり気持ちのよいものではない。


 40分かかってようやく処置が終了。今日はシャワーも駄目で、アルコールも当分控えるように、との厳しいお達し。やむなくノンアルビールを2本買って帰った。
 こんな日に限って、ウンザリするほどの連続真夏日。家庭菜園をのぞくと、枝豆が暑さで丸々太り、「早く食べて!」と叫んでいる。抜き取って塩水で前処理をしたあと、土曜日に美唄の谷さんが届けてくれたテッセン(クレマチス)の株を地植えした。以前から欲しかった花なので、暑さに負けず、何とか根づいて欲しい。

 軒下に植えたミントを見ると、一部に花が咲き始めている。もう新しい葉は期待できないので、先端の葉を全て摘み取ってドライハーブにすることにした。2階吹抜けに置いて乾燥させる。
 手術の際、「お仕事は?」と問われた。患部が左脇の下という関係上、力仕事は当分駄目だそうで、趣味もその例外ではない。外仕事は菜園もDIYも、ほどほどにしなくてはならない。弾き語りは聞き忘れたが、今日はやめておいた。
 こんな日に限って、食卓には美味そうな刺身と取れ立ての枝豆、そして好物のコマイの干物が並んでいる。ノンアルビールでゆっくり食べたが、少なくとも麦茶やウーロン茶などで食べるより、はるかに美味い。ノンアルビールは限りなくビール風味に近づいているようだ。

 これを書いているのが手術から7時間後。傷口が早くも治り始めたのか、ムズムズと痛がゆい。しばしの辛抱、そして1週間後には抜糸と病理検査の結果判明である。覚悟して待つ。