作業があまりに長期に渡ったため、一番先にやった写真手前部分と右奥とでは塗装の色が違っている。「傷んだ部分のみをパーツに分けて修理交換」という技を今回会得したので、次回以降の大事な武器になる。
今日は修理が完全に終わったそのウッドデッキで、さっそく新規のDIY作業をやった。実は長い間「マイクスタンドと譜面台とを兼用できないか?」と画策していた。
かねてから考えていたのは、「マイクスタンドに譜面台の上部分だけを固定する」というもの。小型マイクは持ってなく、以前に使ったときにやはり指向性に不満を感じた。
ライブでマイクスタンドと譜面台が2本並んで立っているのが問題で、マイクスタンド1本で済むなら、まあ許せる。外観がすっきり落ち着くし、搬入機材も減る。組立て調整時間も短縮するはずだ。
以前にマイクスタンドを利用して照明を取付けたり、スピーカーを取付けたりしたことがあり、その強度はお墨付き。スピーカーを固定する際に作った木製ユニットを参考に、マイクスタンドの中間パイプを挟みつける形で、専用の譜面台ユニットを作った。
材料は手持ちの端材を使ったので、費用はゼロ。さっそく試してみると、問題なく使える。マイクスタンドの位置が正面に限定され、ブームも真正面から突き出る形になるが、いまのところ支障はない。
(その後、左45度右60度の位置までなら設置可能なことが判明)
足元が広くなったので、歌いながら会場の左右を見渡すには有利かもしれない。分離使用の場合にあった「譜面の一部がマイクに隠れて見づらい」という問題もなくなる。
座って歌う場合には使えないが、ライブハウス以外で座って歌うことは稀。唯一の問題点は、譜面をめくる際にノイズを拾ってしまうこと。その都度PAのスイッチを切るか、そっと静かに交換するしかない。
今週練習してみて大きな問題がなければ、週末の地域センター敬老会で試してみようと思う。