2010年8月27日金曜日

CDコンポ復活

 先日の一泊長距離ドライブには20数枚の各種音楽CDを持参し、運転中はずっと何らかのCDを流していた。かなりの累積聴取時間だったが、これで眠っていた妻のCD嗜好が突然復活したらしい。
 以前は1階に置いてあったCDコンポは、いまや2階スタジオの常設PAとして使われていて、もはや1階に戻る予定はない。CDを聴く場合、妻が所有する携帯mp3プレーヤーに変換転送するか、DVDプレーヤーとテレビを同時起動させ、テレビ経由で聴くしかない。
 どちらも一長一短で、音の良さと簡便さに限ると、やはりCDコンポである。

 昨日、CDを抱えて2階に昇ってきた妻が一通り聴いたあと、突然「1階にもCDコンポが欲しい!」と宣言?した。


 お金は自分で出すというので、さっそくネットで情報収集。ねらいは単純で、面倒な機能は必要なく、CDが聴けてある程度音がよく、安いこと。しかし、この単純な条件に適合する製品はほとんどなく、日本製に限定すると、サンヨーのDC-DA84に絞り込まれた。
 価格を調べて見ると、いつも買うアマゾンでは9,000円弱。妻の腹づもりは1万円以下なので条件内だが、しつこく調べるうち、ヨドバシカメラのネットショップでは8,860円で、10%のポイント還元つき。実質8,000円である。
 都心の別の用事もいくつかあったので、珍しく直接買いに行くことにした。
 たまたま妻は休暇。誘ったら喜んでついてきたので、昼過ぎをねらって出発。途中、移転してから2年近く行ってなかった手打ちうどん専門店、「寺屋」に行く。
 以前は自宅の近くにあり、しばしば通ったものだが、かなり遠い場所に移転してしまった。しかし、生粋の讃岐っ子である大将(店主)がタマシイをこめて打つウドンは絶品。新婚時代に仕事で8ヶ月高松市で過ごしたが、本場の讃岐ウドンに比べても遜色がない。まさにホンモノの味だ。

 13時過ぎにも関わらず、店内は途切れなく客がやってくる。30席近い店内は常時満席に近い状態で、壁際の空席待ちの予備椅子まで埋まるほどだった。
 2年ぶりでも、味は少しも変わらない。大将とちょっと目が合い、会釈だけしたが、忙しそうなので言葉はかけなかった。最初は夫婦二人だけで切り盛りしていたが、いまや3人も人を使っている繁盛ぶり。店の内装にも手抜きがなく、味が良くて接客も嫌味がない。飲食業が発展する条件をすべて備えている。


 お腹を満たしたあと、ヨドバシカメラでCDコンポを調達。ついでに近くにある中古パソコンショップに出向き、先日廃棄したパソコンから抜き取ったメモリを売った。10年近く前の中古品だが、希少価値があって潜在ニーズがあるとかで、600円で引き取ってくれた。かなり得をした気分。

 家に戻ってさっそくCDコンポを組立てる。写真のように非常にコンパクトだが、出力は8Wあって、重低音もよく響く。MDはついてないがテープが使えるので、録音もいちおう可能。
 ステレオAUX端子もついているので、ミキサー経由でギターとマイクをつなぎ、どんな音がするか試してみると、なかなかいい音を出す。何より、ボリュームを最大に上げても全く音割れしないのがいい。