2階仕事部屋は今年初めて31度まで室温が上がった。(1階は2度低い29度)ツタに覆われた自慢の「アイビーハウス」も、さすがにこの暑さには叶わないようでアル。
しかし、それでも外気温より3-5度も低いのだから、よしとしようか。
小さい頃から脇腹にあったホクロが数ヶ月前から肥大し始め、1センチ近い大きさになった。盛り上がってカサブタ状になって皮がむける、を数回繰り返している。痛みはないが、気味が悪いのでネットで情報収集してみると、「悪性の場合もあるので、必ず総合病院にかかること」とあった。
近隣の総合病院は月水金曜が診察日なので、いい機会だと、暑さのなか出かけた。
暑いのでさぞや空いているだろうと思ったら、普段と変わらぬ混雑ぶり。病院はエアコンが効いて涼しいので、逆に涼みに来ているのか?
かなり待たされて診察してもらうと、見た目では良性に思えるが、ちょっとアヤシイので、念のため切除手術し、検体を病理検査することになった。手術日は明後日、検査には1週間かかり、万一悪性の場合はその後の方策を検討する、ということで診察は終了。
土曜のライブに応援にきてくれた同年代のチロリンさんも先日勤務中に倒れ、心臓に問題があるとかで、近々簡単な手術をするらしい。60歳は心と身体の変わり目で、男の最後の厄年のひとつ。「還暦で子供に還っておめでたい」なんてのはママゴト遊びのようなもので、現実にはウツ病で自殺したり、成人病の刃に倒れたりの厳しい節目に遭遇するのだ。
この高いハードルを無事に乗り越えたものだけが「平均寿命」という数字にたどり着けるということ。乗り越える自信のある人は日々気楽に過ごせばよいが、自信のない方は、60歳までを悔いなく過ごすべき。間違っても(仕事と子育てが終わったその時にこそ、あれもやってこれもやって…)などと人生を先送りなさるな。
ということで病院の帰り道、「悔いなく」なじみのカフェにより、マスターとあれこれ世間話にふけりつつ、極上のグァテマラストレートを美味しくいただきましたとさ。