2010年7月8日木曜日

cats&dogs

 朝方の激しい雨の音で目がさめた。学校で習った英語の慣用句で言うなら、「cats&dogs(どしゃ降り)」という奴で、まさにバケツをひっくり返したような激しい雨。
 休暇で家にいた妻が、早朝のW杯サッカーの再放送をBSで見ていたら、途中で突然「BSアンテナに不都合があります。点検ください」というメッセージが出て、映像が途切れたらしい。
 雨が止むと放送は復旧したというので、おそらく激しい雨がBSアンテナ表面に厚い膜状になり、電波が遮断されたせいだろう。

 以前にひどい暴風雪でBSアンテナ表面に雪がこびりつき、放送が途切れたことが一度だけあった。その時は長い掃除用モップを窓から伸ばしてアンテナ表面の雪をそぎ落とし、何とか復旧したが、豪雨による放送の寸断は初めて。長く住んでいると、実にいろいろなことが起きるものだ。
 話がそれるが、「cats&dogs」という慣用句、これまでてっきり「ネコと犬が大げんかしているような激しい雨音のこと」と思っていたが、先日ラジオで生粋のアメリカ人が全く別の説をとなえていた。

 それによると、ノラネコやノラ犬が多く、河川の整備されてなかったアメリカ開拓時代は、大雨が降ると水があふれ、水がひいた後には逃げ場を失った多くのネコや犬の溺死体が道ばたに転がっていて、そのような激しい雨のことを「cats&dogs」と呼ぶようになったとか。
 英語の先生から習った内容とは異なるが、なぜかこちらの説のほうに説得力がある。


 雨が小降りになったのを機に、午後から妻と共に外出。ヤマト運輸〜ガソリンスタンド〜郵便局〜銀行〜安売りスーパー〜ホームセンターと順に回り、いろいろな用を足す。生きている限り、さまざまな雑用から逃れることはできず、だからこそ退屈せずに日々暮らしてゆけるのだろう。

 ホームセンターでは、ウッドデッキの補修に使うヌキ板(18×105の木材)3本を調達。長さは1820だが、写真のように座席や運転の邪魔にもならずに、すんなり車に積める。
 ついでにいろいろな材料の下見をしたが、居間テーブルの天板に使えるMDF合板と、洗面所壁に使える安価なパネル材を発見した。ウッドデッキの補修完了後に、順次作業にとりかかる予定。
 生きている限り、DIYの虫は治まらない。