2010年7月5日月曜日

持込み企画

 16時過ぎ、昨年11月にオープンした近隣のカフェに歩いて行った。徒歩だと20分強はかかり、妻と共に行くときは車だが、今日は一人なので散歩をかねている。
 店は4人ほどの先客がいたが、4時半を過ぎると私一人になった。実は今日の目的は珈琲ばかりでなく、秋以降のライブの場所探しもかねている。


 何度か行ってオーナー夫妻とも顔なじみなので、今日は初めて名刺を出して自己紹介し、ライブ関連のさまざまな資料も持参した。
 開店して間もないので、先方はまだまだ事業そのものの維持運営に忙しく、今後の展開など、具体的には考えていない様子だった。しかし、店の経営方針としては、「時には採算度外視でも、地元のために」というコンセプトが根底にあるという。
 そういえば、店のトップメニューには、「篠路ブレンド」という地元の地名がついたスペシャル珈琲がある。「地域に根ざした音楽活動を」という最近の私の考えと、その点ではピタリ一致する。
 とはいっても、やはりお店は経営が第一で、道楽やボランティアは、まず日々の最低限の糧を得てからのこと。私もシガナイ自営業者の端くれではあるので、その点は充分に理解できる。

 心情的には私の持込み企画に多いに共感していただいたが、具体的なことは今後の検討事項ということで、今日はお開き。しかし、仮にコンサートが出来ずとも、単に珈琲を飲みに行くだけで、充分くつろげる店である。