2010年7月30日金曜日

いけ好かない

_ネットニュースにアップル社のiPadに関する興味深い記事が載っていた。「iPadを好んで使う層は自己本位なエリートで、批判する層は一匹狼の変わり者」といった主旨で、(毎日新聞ニュースより)ひょっとして、「iPadを使う奴も嫌う奴も、いけ好かない野郎」ということになりはしないか?
 マックファンを自負する私だが、世間で人気のiPhoneやらiPodはもちろん、iPadも使った事はなく、ほとんど興味がない。自分にとっていまのところ必要ないからで、携帯電話はメール機能すらないフツー以下の製品。音楽は誰かの歌を聴くより、自分で歌うほうが多いし、たまに車でCDを流す程度で充分。iPadを使ってまで読むほどの本は目下見当たらないし、外出時にネットを閲覧する必要性も感じない。
 強いて言えば、「そうまでして流行の物が欲しいの?」といった批判的立場だが、それとて最終的には個人の趣味の問題であり、「お好きにドーゾ」というのが本音。


_話はさらに飛ぶが、政治や宗教に関する考えも、このアップル問題に似ている。つまり、政治や宗教に他の誰かがのめり込むのは一向に構わないが、いまのところその両者とも自分の暮らしには深く関わってこず、縄文レベルを覚悟すれば、どうにか自力でこの世を渡って行ける。

 また、自分にはさほど関わりがないように思えるのに、ことさらに目くじらを立て、政治や宗教のナニガシをとやかく批判する流れがあるが、私にすればその両方ともいけ好かないのでアル。