2010年3月1日月曜日

初めての介護認定

 昨日あたりから中旬のライブにむけての練習を、本格的に始めた。PAを使い、予定曲を何度も歌う。歌い込むと、じょじょに声の響きがよくなってくるのが分かる。いつも思うが、練習は裏切らない。
「太陽を背に受けて」と「YELL」はようやく実戦で使えるレベルに近づいた。しかし、「ろくでなし」はまだまだ歌い込みが足りない。

 練習の真っ最中、2度も電話が鳴ってあわてた。最初は先週末に納めた仕事の校正の連絡。校正(手直し)は出るのが普通だが、ツメをきちんとしてくれる代理店担当者だと、全く出ない場合もある。
 はっきりいって、担当者の裁量次第なのだが、こちらは下請け孫請けの弱い立場なので、修正が出ても手早くやれるよう、最初から準備して図面を作成するだけだ。
 2本目の電話は、母がお世話になっている介護施設の担当者からだった。病院で申請してくれた介護認定の結果が出て、書類が施設に届いたとの連絡。介護区分は1だったそうで、比較的軽い。調べてみたら、「部分的な介護を要する状態」だそうで、およそ以下のような内容だった。

・日常の動作全般にわたって不安定で、物忘れもみられる。
・立ち上がりや歩行が不安定である。
・食事や排泄はだいたい一人でできる。
・身だしなみや居室の掃除などの身の回りの動作に、なんらかの介助や見守りが必要。

 母の様子を冷静に分析すると、ほぼ当たっているように思う。母はこれまで一度も介護認定を受けたことがない。従って、介護サービスも全く受けたことがない。
 90歳になってようやく介護保険を利用するわけで、ある意味では、無用な税金を使わずに気丈にやってきた、優良被保険者といえるのかもしれない。