前売りで5,500円もするのだが、北海道に限らず、これまで発売のどの会場でも、すべて売り切れだった。いつのまにか彼らのコンサートも手の届かないものになってしまったようで、一ファンとしては、嬉しいやら寂しいやら。
雑事もほぼ収束したので、中旬以降のライブの練習を精力的にやっている。フォーク系とシャンソン系の2本のライブを、2週に渡ってやることになり、あわせて20曲ほどを半分に分け、10曲ずつ交互に練習中。
シャンソンライブは集客もある程度考えなくてはならないが、私の割当分は、すでに確保した。多過ぎても少な過ぎても困るので、集客は加減が難しい。
昨年秋の還暦コンサートのように、キャパに充分余裕がある場合は気にせずどんどん集客すればよいが、最近よくやるカフェライブの場合、キャパはそう多くはないので、要注意である。
集客をやってみて思うのは、歌や構成の魅力、場の魅力、開催時期、入場料などはそれぞれ要素のひとつには違いないが、最後は人徳によるものが大きいのではないか。
今回のシャンソンライブを企画してくれたNさんの場合、町内会や趣味の集団で世話役を引き受けている関係もあって、過去2回のライブはキャパ30人の店がすべて満員札止めである。3回目となる今度のライブも、同じ傾向になる可能性が高い。
「あの人が声をかけてくれたのだから、行ってみようか…」
この動機づけが、誘われた人にあるか否か?である。力づくでは成り立たないものがこの世には確かにあり、だからこそ粛々とヒタムキに生きていけるのだ。