2010年3月22日月曜日

主役交代

 昨日に引き続き、中古で買ったiMac-G5のセットアップに励む。心配していた仕事関連のソフトやファイルの読み込みは、すべて問題なかった。
 いろいろ調べているうち、これまで一部のソフトで認識されなかったOpenTypeフォントの修正方法を偶然見つける。かなり特をした気分である。
 あれこれやり始めるとキリがなく、ふと気づくと、夕方のライブの時間が迫っていた。セットアップの山は越えたので、時期外れの雪のなか、車で出かけた。

 今日のライブは歌うほうではなく、単に聴くだけ。たまに行くカエル好きのための都心のカフェで、年に1回だけ実施されるもの。今回は若いプロミュージシャンのフォークが聴けるという。ていねいな手書きの案内状をいただいたので、顔を出す気になった。


 聴き手は20人ほどで、ほぼ満席。このこじんまりした隠れ家的な感じが、ライブカフェのよきところである。
 細長い店舗の一番奥がステージで、熊谷さんと平井さんという30代前半くらいの方が歌い手。二人とも普段は別々のグループで活動しているとか。
 熊谷さんは語りかけるバラード系、平井さんは破壊型ロック系だが、別枠のソロ演奏でやった対比が面白かった。二人とも70年代初期のフォークの影響を強く受けている。フォークは脈々と受け継がれているようだ。

 聴き手は若い人ばかりで、どうみても私が突出した最高齢者。一昨日のライブでは、聴き手と歌い手の平均年齢が軽く60歳を超えていたから、実に対照的。

 二人ともギター1本の弾き語りだが、高い天井と自然素材で統一された内装が、心地よいナチュラルリバーブとなって響いていた。
 後半の平井さんは、途中からマイクを使わないステージに変えてしまった。それほど自然な音が素晴らしかったということ。
_およそ2時間でライブは終了。すぐに家に戻り、遅い食事のあと、これまで仮設置だった新しいパソコンを、ついに正式なメインパソコンの場所に移した。またもや主役交代である。
 短い期間、代役をつとめてくれた予備のeMacは元のサブの場所に戻し、壊れたeMacはファイルの転送忘れも考えられるので、とりあえず使ってない机の下に置いた。

 Windowsパソコンとの共有設定をやり直し、すべてのパソコンを相互にLANでつなぐ。残るはプリンタやスキャナの動作確認だけだ。
 明日が納期の仕事ファイルはすでに新しいiMac-G5で修正送信し、このブログも初めてiMac-G5で書いている。少しだけ新時代に足を踏み出した。