2010年3月14日日曜日

「叙情歌暦」ミニレポ

 フォーク居酒屋「歌酔倶楽部ありがとう」での定例ライブ・MLSが無事に終わった。仕事はうまい具合に事前に全部片づけたが、この日は最近知り合ったシャンソン系の音楽仲間、Nさんも一緒に行くことになっている。
 早めに家を出て、途中でNさんを拾い、少し遠回りしてお店に向かった。

 予定より少し遅れ、7時20分あたりから開始。この日の正式エントリーは3名で、定例ライブ成立ぎりぎりの参加者。聴き手も少ないらしい、という事前情報が流れていたが、時間の経過と共にじわじわと増え、最終的には13名という盛況だった。


 この日の私のテーマは以前に予告した通り、「叙情歌暦」である。いろいろなジャンルの叙情歌を、季節感を交えて歌い紡ぐという新企画で、大半が初披露かそれに近い曲。フォーク系の歌が多い場でやるには、かなりの冒険といえた。
歌った曲は、順に以下の通り。

「詩人の魂」/シャンソン
「荒城の月」/唱歌
「YELL」/ジャパニーズポップス
「菩提樹」/クラシック
「そこにあります」/オリジナル
「めまい」/フォーク
「太陽を背に受けて」/カントリー

 介護施設では受けるが、場に合うかどうかは懐疑的で、捨て歌のつもりで歌った「荒城の月」が、予想外の手応えだった。この歌は以前にも「菊地さんに向いている」と言われたことがある。やはり名曲には普遍的な味があるということか。
 その他もまずまずの出来で、猛特訓のかいあって、声もよく伸びた。大冒険のつもりでやった初の試みだが、いずれ別の時期にどこかの場で、第2弾を企画したい。
 この日のもうひとつの課題だった、ギターピッキングの安定に関しては、ほぼOKだった。昨日調整したサムピックの形状変更が、かなり効果的だった。

 反省点は、ラストの「太陽を背に受けて」でのチューニングミス。途中で6弦の狂いに気づき、中止してやり直そうかと一瞬迷ったが、時間の余裕がなく、そのまま押し切った。しかし、演奏後に耳の肥えた数名の方に指摘されてしまった。
 カポをすると6弦あたりが狂いがちで、事前にちゃんとチェックすべきである。来週のシャンソンライブの課題としたい。