不満その1:検索結果が多すぎて、どのファイルに何があるのか、よく分からない。
不満その2:テキストファイル内部検索がほとんど役に立たない。ネットで調べて索引を作り直しても駄目。しばらくガマンして使ってみたが、明らかに存在する単語が、何度やっても「該当なし」の結果になってしまい、使うのをあきらめた。
OS9の時代には、「DiskDiver」という、非常に強力で便利な検索ソフトがあった。ファイル名はもちろん、ファイル内部に含まれる文字列を、極めて短時間に検索できた。
一時はOS10.4からOS9classic環境をインストールし、強引にこのソフトを使おうと思った。eMacでOS10.3を使っていたときは、実際にそうやって使ったこともある。
しかし、新しいiMac-G5にOS9classicをインストールすると、どうもOS10.4の動作が安定しない。元来がOS9のエミュレータのようなものだから、仕方がない。OS9はこの際すっぱり使うのをやめようと決意した。
_いずれは導入するであろうOS10.5には、OS9classic環境すら存在しない。2年前には普通に使っていたOS9も、いまではほとんど依存せずに済むようになった。
大半のソフトはOS10.4対応のものに切り換えたが、以下の4つが最後まで代替品の工面に苦心した。
・中ゴシックBBB
OS7(漢字Talk7)あたりから使っていたフォント。シンプルで見栄えがよいので、封筒や名刺に重宝していたが、OSXではなぜか認識せず。しかし、最近になってMSゴシックで代用可能なことを発見。
・GIFビルダー
メインサイトで多用しているGIFアニメーション作成のフリーソフト。たぶん10年くらいは使ったはずだ。これまたOSX対応品は存在しないが、ImageReadyというソフトで作れることを、つい最近知った。
・MIDI-Graphy
こちらも一時は盛んに使ったMIDIシーケンサ。メインサイトにはいまだに当時の作品が残っているが、いまや音楽の主力はmp3やmp4に移っている。OSX代替品は見つかってないが、もうなくてもいいかな…。
・DiskDiver
前述のファイル内部検索ソフト。いまでも非常にニーズが高い。たとえばライブレポを書いているとき、「カントリー・ロード」は過去に何度歌ったか?作詞作曲は誰か?など、過去のライブレポが入っているパス(フォルダ)を指定すると、瞬時に探し出せた。
代替品を長く探していたが、ついにOSX対応の同等品を見つけた。
《マックのファイル内部検索対応ソフト「LightWayText」》
普通のテキストエディタだが、「ファイル内検索」というボタンをクリックすると、詳細な文字列検索が可能で、検索するパス(フォルダ)の指定も任意。
一番困っていたファイル内部検索もこれにて解決。長く世話になったOS9から、ようやく完全卒業できそうである。