2010年3月16日火曜日

緊急時バックアップ

 昨夜寝る直前、パソコンでメールその他の確認をしていたら、突然ぷっつりとモニタが切れ、画面が真っ暗になった。これまでも画面が揺れたり、ピクピク脈動したりするアヤシイ兆候はあったが、使用中にいきなり切れたのは初めて。
 慌てて再起動させても画面は暗いまま。予備パソコンを起動し、LANでつないでみると、ちゃんと認識する。HDやマザーボードはまだ生きているが、モニタのどこかがやられているらしい。

 調べてみると、買ったのが2003年9月で、途中HDやDVDドライブを交換したが、丸6年半も酷使し続けたことになる。もはや寿命とあきらめ、明日は予備パソコンにそっくり態勢を入れ換えようと覚悟を決めて、早々に床に着いた。

 このところ身辺で何かと壊れる事態が続発していることもあり、何となく気が沈んで浅い眠りのまま、目が覚めた。
 幸い急ぎの仕事はないので、すぐに2台のパソコンをケーブルでつなぎ、壊れたほうのパソコンをターゲットモードで起動して、最速の状態で必要なファイルを予備パソコンに転送した。
 こうした緊急事態に備え、マックもWindowsも、ほぼ同じ機能のパソコンをそっくり2台ずつ用意し、突然のトラブル発生時にも仕事に支障がないよう備えている。

 1時間ほどで、だいたいの作業は終わった。写真はファイル転送中の様子。壊れたはずの右のパソコンの画面にも画像が映っているが、この直後に再び真っ暗になった。やはりどこかがおかしいのだ。
 その後、2台あるプリンタやデジカメとの接続確認、ネットやwindowsパソコンとの接続確認をする。最後に、増強したばかりのメインパソコンのメモリを予備パソコンに移したが、その際メインパソコンの冷却用換気口に、大量のホコリが溜まっているのに気づいた。
 掃除機で全部吸い取ったが、ひょっとするとこれが異常の原因だった可能性もある。

_全動作を問題なく確認し、予備パソコンとの入れ換えは完全に終わった。ネットにつないでみると、タイミングよく先週納めた仕事の校正がメールで入っていた。納期が明日までだったので、すぐに作業に取りかかり、夕方までに送信し終えて事なきを得たが、緊急時バックアップ態勢に万一もれがあれば、大きな問題になるところ。

 仕事でパソコンを使っている場合、パソコンそのものやソフト、ネット接続などの万一のトラブルに備えたバックアップ態勢は必須。
 直接のカネモウケにはならず、反対に余分の支出を強いられるが、こうした部分にきちんとお金をかけるのが、事業運営の本来の姿だろうし、そうしないとこの厳しいご時世、生き残っていけない。