見積りにはほとんど影響しない内容だが、いざとなると限りなく要求が広がってゆくのは、お施主さんの常。早く見積もりを依頼し、早く業者を決めないと、差し迫る今後のスケジュールに影響をすることを説明し、細かい修正は業者決定後に再度描く確認申請図面で反映させることを提案し、どうにか納得していただいた。
経験的に、建物が立ち上がって入居間近になってからでも、お施主さんからの修正希望は出る。その内容が設計時に私がお勧めし、拒絶された内容だったりすることも多く、「だか~ら言ったじゃないのぉ」と、ガックリくる。
家作りとはおよそそういうもので、生き方暮し方を日頃からよほど突き詰めて見つめていない限り、素人では無理な視点が確かに存在するのだ。
軽微なものであれば、以前は完了検査時に申請図面との食い違いを箇条書きにし、提出すれば済んだが、構造偽造問題が発覚してからは格段に厳しくなった。
ドア1枚でも変更すると、場合によっては確認申請の再提出、となることもかってはあったらしい。現在は多少は軽減されたと聞くが、追加工事の元ともなるので、特に確認申請提出後の変更は極力しないほうがよい。
夕方、久しぶりに時間ができたので、放ってあった家庭菜園の手入れをする。最初に植えた枝豆の芽がほぼ出そろったので、2度目の種をまいた。写真は初回の分で、山鳩対策のペットボトルのカバーを一部かぶせてある。
1カ所に4粒の種をまくが、忙しくて水まきは全くやらなかったせいか、発芽率が例年より悪い。1カ所に2本の丈夫な芽が育つのが理想だが、1本しか出てこない場所には、追加の種をまいた。初回でまだカバーが残っているのは、その出遅れた場所である。
その後、鎌を持ち出して周辺の草刈り。すでに一度やっているので大きな問題はないが、暇をみてこまめにやっておくのがコツ。