2020年10月17日土曜日

玄関ポーチ回りの整備

 順に片づけている緊急性の低いDIY作業のうち、今日は木製玄関ポーチ回りの整備をした。

 昨年の車庫建替え工事の際、自作のレンガ&ブロック製玄関ポーチを解体した。母屋のコンクリート基礎にモルタル固定してあったため、解体時に基礎モルタルの一部がはがれた。
 ざっと電動グラインダーをかけてバリはとったが、欠損部はそのまま放置。その後1年余が過ぎたが、建物寿命に影響はなくとも見栄えが悪いことは確かで、ようやく補修する気になった。


 砂とセメントを混ぜたモルタルに水を加え、欠損部に盛り付けて金ゴテで押えて仕上げる。ウッドデッキのレンガ製BBQコンロのうち、モルタルが剥離した3個もついでに補修した。

 玄関ポーチを動かしたついでに、新たにストッパーを車庫の柱に設置した。
 1年半使ってみた結果、平坦なコンクリート上に置いているせいか、出入りを繰り返すと振動で微妙に動く。母屋基礎と左側にある車庫柱にピタリつけてあるが、1週間で1センチほど離れてしまい、その都度元に戻す手間がかかる。


 木製ポーチの脚に滑り止めのゴム板等を貼ることも考えたが、簡単確実なストッパー方式に変更。
 前後左右の動きを止めるL字型のストッパーをツーバイ材で加工。柿渋の塗装後、L=65ビス2本で車庫柱に止めた。
 2センチだけ持ち上げて木製ポーチの外枠部をはめこむ。単純に載せるだけで、着脱や移動はたやすい。今後振動で動くことはないはず。


 今日のモルタル作業には、実家の整理で見つかった左官ゴテを使った。大工道具ではないが、父が持っていたもので、やはり専用工具は使いやすい。
 先日換気フードの木製風雨ガード作成時にハードボードを1ミリだけそぎ取る際、これも父の遺品である古いカンナを初めて使ったが、あまりの切れ味に驚いた。職人の使う本格道具はすごいと再認識。大事に使い続けたい。