先週の紅葉ドライブで立ち寄ったカフェが思いのほか心地よく、弾き語りライブの長い中断で浮いた時間を、近郊のカフェ巡りにあてようか?と思い立った。ドライブと外食が好きな妻との時間を共有できる利点もある。
狙い目はコロナ対策が万全な古カフェ系の店。そして空いている曜日と時間帯を慎重に選ぶ。
1週間前に7ヶ月ぶりの外食をし、夫婦とも体調に変化はない。今日は近郊の江別市にある珈琲店「宮田屋大麻店」に出かけた。
宮田屋は市内と近郊に9店舗あり、古い札幌軟石造りの玉ねぎ倉庫を改築した近くの東苗穂店にはかなり通った。
大麻店はマンサード屋根が特徴的な古い牧舎を改築した店で、何度か店の前を通ったが入ったことはない。
BS映画の「慕情」を見届けたあとに出発し、30分ほど走って15時20分に到着。お茶の時間というのに、20台近くある駐車場に車の姿は皆無。営業中であることは確かめてきたが、一瞬不安になった。
恐る恐るドアを押すと、ちゃんと営業している。入口で手指を消毒したのち、客が誰もいない2階に上り、手稲連峰が一望できる窓際のカウンター席に座った。
パフェ系のメニューも豊富だが、オリジナルブレンドの珈琲が店の売りで、妻は珈琲と珈琲大福を、私は珈琲に珈琲バウムクーヘンを頼んだ。
全て他では飲食できないお店のオリジナル商品。互いに少しずつ分け合って食べたが、特に香り高い珈琲大福は絶品。珍しい味を堪能した。
帰るまでに客が一人やってきた気配だったが、三密とは無縁の閑散さ。コロナ感染リスクが低いのは歓迎としても、まだまだ平常とは程遠いのが世情のようだ。 飲食代は1,720円。先週は妻が払ってくれたが、今後のことも考え、今回は割り勘とした。
カフェ巡りにはある程度のお金はかかるが、月に2度くらいなら許容範囲。そもそも、金は健康で動けるうちに有意義に使うものだ。
古カフェ系の宮田屋には行ってない店がまだ数店あり、いずれ制覇したい。