先月末に続き、投稿が再び採用されて、今日の地元紙朝刊に載った。今回はエッセイ欄ではなく、ごく普通の投書欄。
高齢者マークに関する内容で、「臆せず堂々と高齢者マークを貼り、安全運転に努めよ」と、同世代に呼びかけるものだった。
たまたまだが、高齢者による池袋暴走事故の初公判が今日開かれた。これに関連して、「75歳以上の高齢運転者死亡事故が高止まり」とのニュースも散見する。
内容がタイムリーであったことは間違いなく、これは投稿採用を左右する重要なポイントだった。
先月採用のエッセイもそうで、たとえば台風の時期に台風のネタで投稿すると、採用確率が高まる。日々新しい素材を伝達する新聞という媒体だから、それが自然な流れ。
投稿の掲載を目指すなら、基本的な文章力の研磨のほか、この「時機的にタイムリーであること」を重視すべきだ。 今年は今回で3度目の掲載となり、投書欄にボツが1本あったが、「季節ごとに1本掲載」と、密かにたてた目標の達成は順調だ。
最近は時機性に加え、「残された時間をいかに生きるか?」を意識の隅に置いて書いている。70歳の節目を超え、人生のソフトランディングを考えると、必然的にそうなる。
数えてないが、19歳のときの新聞投書欄掲載を皮切りに、大小含めてこれまで100本近い投稿が採用されているはず。その時の年齢に応じた内容が大半で、若いときは若い視点で、子育ての時期は子育ての視点でそれぞれ書いた。
時事問題など、年齢を超越した視点で書くことも可能だったが、そうした内容は少ない。「年に応じた内容で書く」も、ポイントのひとつかもしれない。