2020年10月16日金曜日

トイレ手すりを改変

 トイレ内には孫娘用の低い手すりを便座の右壁に設置してある。便座正面の高い位置には、腰痛時に立ち上がる際、右手を支える手すり代りの木片がビス止めしてある。

 どちらも端材による間に合わせ感が強く、よりマシな手すりをいつか作ろうと考えていた。
 最近のDIY作業は緊急性の低いものがじょじょに増え、ようやくトイレ手すりの順番が回ってきた。

現状のトイレ手すり

 まず、材料を吟味する。側面と正面のデザインを統一することは決めていて、既存のタオル掛けが無垢材で作ってあり、やはり木製が最もフイットする。
 居間テーブルを改良した際に脚を割いた厚18×幅30の端材が残っていて、これを使うことにした。固定には何らかのコマが手すりと壁の間に必要で、Φ30の丸棒をL=20に切って使う。
 便座右の壁はL=600、正面の壁はL=420の手すりとした。手すりと丸棒のコマは65のスリムビスで貫通させ、一発で止める。固定は強固な柱と間柱の位置。
 高さは検討のすえ、側面はH=660、正面はH=1190とした。バリアフリーの観点からすると側面はともかく、正面は少し高すぎる。しかし、我が家の現状では不自由のない位置と高さなのだった。


 定期的にギックリ腰を患っていた時期は正面の手すりが必須だったが、腰痛ストレッチを毎日するようになってから悪化はなく、ずっと使っていない。しかし、備えておくべきだろう。
 妻や孫娘は便座右の手すりを、いまでもときどき使うという。手すりサイズや固定法は以前より進化しているから、使い勝手は増すはずだ。
 市販の手すりはデザイン的に好きではなく、過去の設計業務で一度も使ったことがない。基本は無垢材による特注手すりだ。
 玄関周りの手すりはいまのところ必要性を感じてないが、そのうち同じ材料、同じデザインで作るかもしれない。