2020年8月31日月曜日

あわてて秋モード

  大雨の襲来で一気に寒くなり、あわてて衣類や寝具を秋モードにした。2階寝室窓外に張った遮光ネットは取り外した。西側の遮光ネットも近いうちに外す。
 雨が上がり、薄日が差し始めたので、外回りをざっと点検。咲き誇っていたグラジオラスの大半が倒れていた。やはり1本ごとに支柱を立てるべきだったか。そろそろ花も終わる時期なので、よしとしたいが。


 こんなこともあろうかと、大雨の直前に写真を残しておいた。北東に咲いた赤と玄関横の赤とは、微妙に色合いが異なる。玄関横のは花が大きく、赤が鮮やかで派手。北東側のは花が小ぶりだが、白とのツートンがはっきりしていて、オシャレな印象。

 最後に残った2本もようやく蕾がほころび始め、色は黄色と濃いピンクだった。開花した9本のうち、黄色が4本と最多。白がゼロだったのは意外。


 今日はネット通販で注文したミシンが届く予定だったが、一向にやってこない。仕方なく、郵便ポストを防滴仕様に改造する作業を進めることにした。
 材料はだいたい見繕ってあり、蓋と背面板、投入口は既存のポストのパーツを流用する。交換する材料を順に加工し、可能な限り組み立てを進めた。
 16時半まで待ってもミシンは届かず、作業は中断して買い出しに行った。


 ミシン受け取りのため、妻は留守番。来月分の食費を郵便局で下ろし、トライアルでは定番食料品を調達。衣料品コーナーを物色し、妻が使う敷きパッドと私の秋物シャツを格安で入手した。

 家に戻るとミシンが届いていたが、すでに夕食の時間。隔日と決めている晩酌の日だった。寒いので久しぶりに熱燗を飲む。一気に秋である。
 ミシンの梱包を解き、軽く試運転してみた。動作に問題はなく、古いミシンは明日じゅんかんコンビニで処分する。本体のほか、いらなくなったカバーやコード類を分別して備えた。溜まっているミシン掛けは明日以降。

2020年8月30日日曜日

大雨で雨水侵入

 明け方から激しい雨になった。アメダスの記録によると、数時間で40ミリも降っている。雨はその後も断続的に降り続き、日降水量61.5ミリを記録。年に一度あるかないかの大雨だった。

 起きると新聞がびしょ濡れで読めないと妻が嘆く。ちゃんと屋根つきのポストに入っていたが、どこからか雨水が侵入したらしい。こちらの不手際なので、交換を頼むと有料。やむなく広げて1枚ずつドライヤーで乾かした。

2010年、作った直後の郵便ポスト

 郵便ポストは入居時に自宅を模した形状で自作し、10年後にスリムな形に作り直した。さらに10年が経つが、これまで内容物を濡らしたことは一度もなく、それほど激しい雨だったということ。
 異常気象が今後も続くと想定し、相当の雨でも耐えられる構造に作り直すしかない。
 浸水の原因を調べると、片流れ屋根を模した取り出し蓋上端部の水じまいがよくない。蓋全周に水切りをかねたリブを取り付けるべきだった。


 手持ちの材料を見繕いつつ、改造の構想を練る。晴れたらさっそく作業開始だ。
 居間テーブルの改良を終えたばかりだが、生きて暮らしている限り、DIYのタネは尽きない。自分にとってはそれが生きる張り合いであり、糧なのだった。
 このほか、物置の右側にも雨水の侵入があった。昨年作った直後にも同じ問題があったが、その後の修正で改善していた。
 物置上端の鴨居にかぶせた波板の水切れに問題があるようだ。浸水量はわずかだが、こちらも無視できない。あわせて改善策を検討中。

2020年8月28日金曜日

新しい家族の拠点

 部材の塗装まで終わらせた居間テーブルの改良作業、この日も猛暑で午前中から30度を突破したが、週末には天気が崩れるらしい。晴れている間に、古い材料の加工と全体の組み立てまで一気に終わらせたかった。

改良前の居間テーブル

 11時から作業開始。暑いのでテーブルの解体作業は家の中でやることにする。
 作業は確実に夕方までかかるため、まず仮設のテーブルを作る必要がある。2階予備室にある手製の袖机(棚)2つを階下に運び、既存の居間テーブルから天板だけを外して、上に載せた。

 脚と支持枠だけになったテーブルを順に分解。脚、短辺方向の枠材、天板受枠などは加工して再利用するため、掃除をしながら慎重に取り出した。

古い天板利用の仮設テーブル

 12時半に解体作業を終える。昼食後に続きをやろうとするが、気温がさらに上がってきて、33度を超えた。組み立ては家の中でもできるが、再利用材の加工はウッドデッキでないとやれない。
 電動工具と再生材をウッドデッキに運び、まず脚の一部を105→70に挽き割る。これにより、短辺方向の内法サイズが70広がって余裕ができる。
 少し動くだけで汗がしたたり落ちる。長時間の外作業は危険だ。熱中症リスク回避のため、冷たい麦茶を飲んでしばしの休憩。
 以降休みながら屋外作業を続け、短辺方向の枠材3本と天板の受枠を順に加工する。夕方になって少し涼しくなり、そのまま枠の組み立てをウッドデッキでやることにした。


 17時くらいに枠の加工と組み立てを全て終えた。脚4本と枠を家の中に入れ、全体の組み立ては屋内でやった。
 構造的に大きな変更はなく、天板サイズを長辺方向に120広げ、全体寸法を960×1370にするのが主な改良点。テーブル高さも変更なく670のままだ。

 一部妻の助けを借りつつ、枠と脚を組み立て終える。最後に塗装済みの天板を枠内にはめ込めば終了のはずが、短辺方向がどうしても収まらない。測ってみると、購入時より1ミリほど寸法が増えているではないか。
 水性ウレタン塗装と蒸し暑い陽気により、一時的に木材が膨らんだに違いなく、冬になって乾燥すれば縮んで元に戻るはずだった。天板を削ることは避け、組み立てた枠材のビスを一部緩めてどうにか天板を収めた。


 新しくなったテーブルで夕食をとったが、広く明るく清潔で快適。かかった費用は木材が6,414円で塗料が2,082円、計8,496円。多くを投稿謝礼でまかなった。
 天板寸法の拡大で大人数での食事が可能になり、今後新しい家族の拠点として活躍するだろう。

2020年8月27日木曜日

居間テーブル下処理

 昨日に引き続き、32度を超す猛暑。お盆が過ぎて、すっかり秋気分になっていた身には辛い暑さだった。夕方まで寝たり起きたり食べたりと、しまりなくダラダラと過ごす。

 珈琲タイム後に気を取り直し、先日買った居間テーブル改良用の材料をウッドデッキに運び出す。1日休んで、腰の違和感は回復していた。
 最初に枠となる24×75の松製材を天板長さに合わせて切ったが、動くと気分が悪くなるほどの蒸し暑さだった。


 続けて天板と枠材の塗装にとりかかる。角になる部分を紙ヤスリで丸く均し、アマゾンで2,082円で買った水性ウレタンニス(つや消しクリアー)を塗った。

 そのまま1時間乾燥させる。この時点で気温はまだ30度弱あったが、陽射しはなく曇天。ウレタン塗装には絶好の条件だった。


 17時くらいから2度目の塗装にとりかかる。簡単に終わったが、天板の短辺方向に微妙な反りが発生していることに気づいた。塗った面が膨らんで凸形状になっている。長辺方向の狂いはない。
 調べてみると、ウレタン塗装でも水性の場合は木部が水分を吸収して膨らみ、反りにつながることがあるらしい。両面に同じ塗装を施せば反りは解消されるようだが、あいにく塗料に余裕がない。

(単純に水を刷毛で塗れば同じ条件になるはず)と思いつき、さっそく実行。日が暮れてきたため、材料は全て家の中に入れて様子をみた。
 水塗装によって一時は天板が逆側に反ってあせったが、じょじょに解消。夜半までに、ほぼ平坦に戻った。明日以降は気温の様子を見つつ、作業を進めたい。

2020年8月26日水曜日

ミシンの買い替え時

  朝起きると腰に違和感。明らかにギックリ腰のイエロー信号で、長いポリープ療養期間が明け、車のサビ取りや庭木の剪定、重いDIY材料の運搬など、調子に乗って急に動きすぎたようだ。
 暑さがぶり返したこともあり、居間テーブルの改良作業は先延ばしにして、負担の少ないミシン掛けをやることにした。


 裁縫系の作業はコロナ対策用スクリーンを始め、かなり溜まっている。手始めに胸ポケットが小さすぎるシャツの改造をやることにする。本体とほぼ同じ生地を見つけ、裁断を終えていざミシンを掛けようとしたが、ウンともスンとも言わない。
 以前から調子の悪いフットコントローラーが原因で、いつものように分解して再調整するが、今回に限って復帰する気配がない。回路かヒューズの断線が疑わしく、自己修復は難しそうだった。


 諦めてネットで中古品を探す。メーカーとプラグ仕様は異なるが、型番が同じフットコントローラーが見つかる。送料込みで1,500円ほど。ケーブルを付け替えれば使えそうな気もする。しかし、32年も使った古いミシンで、他にも押え棒のネジが割れて効かなくなり、ずっと針金を巻いて凌いでいた。
 ズボンの裾上げを始め、ライブ関連の袋類や遮光シートの加工、カーテンの作成など、音楽や住宅関連DIYで酷使していて、とっくに元はとっている。ここらが買い替え時期だった。

 以前からマークしてあったネット通販情報を元に、現状と同機能のシンガーミシンを14,000円強で注文。到着は5日後で、午後の予定がポッカリ空いた。
 31度を超す暑さで外作業は自重し、夕方までダラダラ過ごす。


 涼しくなったころにウッドデッキに出て、以前から構想にあったデッキ用サンダルのフックを作る。針金ハンガーを利用し、サンダルを縦にかけられるよう細工。大波鋼板のボルトに固定した。
 デッキに屋根がないため、雨の翌日はサンダルが濡れて不快。壁に立て掛けていたが、安定しなかった。これでようやく収まり場所ができた。


 暑さに誘われて、玄関横の黒いグラジオラスが開花した。蕾は黒だったが、花は濃い紫色。派手さはないが、ちょっと怪しい魅力がある。
 色が未確認だった蕾のうち、北東側の1本はサーモンピンクと判明。残る蕾は2本となった。残暑が続くうちに咲きなさい。

2020年8月24日月曜日

各種DIY材料を調達

 2年以上も構想にあった居間テーブルの改良をついにやることにした。長辺を120伸ばし、3人が同時に座れるようにするのが主な改良点。これにより、最大8人が座ることが可能になる。
 きっかけは孫娘の成長。法事や年末年始など、これまでより大人数が集まるシーンが今後多くなりそうで、その対応策だった。

 脚と枠の一部は現在の材料を転用するが、天板はそっくり交換になる。ずっと安い12ミリ厚の桐合板を使ってきたが、人生の残り時間も少なくなった今回は、やや高いが美しくて狂いの少ないパイン集成材を使うことにした。
 費用の一部には新聞投稿の謝礼でもらったJCBギフトカードを利用。外食に使うことも一時考えたが、コロナ禍で断念。家族のために有効に使う意図に変わりはない。


 車庫建替えでよく利用したジョイフルに行き、15ミリ厚〜910×1820の集成材パネルと、枠に使う24×75の松製材2本を買った。費用は計6,414円。
 パネルは1370長に切ってもらい、後部座席を倒した軽ワゴンにぴたり収めた。斜めにすれば収まることは事前にテスト済み。配送代がかからず、待つ煩わしさもない。
 積み込んだあと、コロナ対策用ライブスクリーンに使う透明ビニールを求めて再度店に入る。
 レジ周りに張ってあったビニールが手頃で、「これは売っていますか?」と尋ねたら、インテリア売場にあるという。


 行ってみると、テーブルクロスとして厚さやサイズの異なる多数の商品が並んでいる。全て測り売りで、悩んだすえに0.1ミリ厚×910幅を3メートル、429円で購入。既製品の断熱カーテンの半分以下で済んだ。

 家に戻ってマイクスタンドとアタッチメントをセットし、A3の紙2枚を使ってビニールの収まりを検討する。洋裁の仮縫いのようなもので、だいたいの方針は決まった。
 明日以降、2つのDIYが同時進行になるかもしれない。

2020年8月23日日曜日

咲き続く夏の花

 午前中、昨日やった車のサビ取り補修のあとをチェックしたら、いくつかの見落としがあった。砂状の微小なサビが中心で、再度コンパウンドやクレンザーで研磨。
 一部の大きいキズをタッチアップペンで補修しようと蓋を開けたら、 不覚にも貴重な補修液を床にこぼしてしまった。
 あわてて指ですくって補修箇所にこすりつける。下塗りのまま様子見のつもりでいた部分にも結局塗った。刷毛を使う暇がなかったが、意外にも仕上がりはそう悪くない。


 午後から暑さで伸び放題の庭木を剪定する。ミズナラとカエデの高木、レンギョウとラズベリーの低木など、だいたい年に3度は剪定する必要がある。

 終わったつもりでまったりと珈琲など飲んでいたら、居間から見えるカエデに数本のやり残しを発見。かなりガッカリしたが、思い直して夕方に片づけた。


 北東に咲いたグラジオラスに続き、南東の玄関横に植えた4つの球根も次々と咲き始めた。近所のスーパーで買った分で、単色の黄色に続き、黒、サーモンピンク、赤と続いた。うまくバラけてくれた。
 黄色以外は蕾がほころび始めたばかりだが、色は確認できる。黒のグラジオラスは初めて見たが、ネットで調べると、開花すれば中は紅色のビロードのような色らしい。咲くのが楽しみだ。

 15個植えたうち、13本の芽が出て、蕾をつけたのが現時点で9本。裏庭にも黄色と赤のツートンが1本開花した。残る3本は固い蕾のままで、色はまだ不明。夏が終わるまでに咲いてくれ。


 春先に種を蒔いて上旬に開花したジニア(百日草)、その後も次々と色違いの花が咲き続け、なかなか散ろうとしない。さすがに「百日草」と言われるだけのことはあって、花期が非常に長い。

 昨年の母の日に子供たちからもらったカーネーションのおまけについてきた種だったが、2年経ってもちゃんと咲いてくれた。
 手軽で丈夫で愛らしく、夏の花壇にはぴったりの花だ。一年草なので、来年以降も家庭菜園の隅に種を蒔こう。

2020年8月22日土曜日

車のサビ取り補修

 頭の中にある「やるべきリスト」に入っていながら、丸2年も放置していた車のサビ取り補修にようやく着手。
 記録を調べると一昨年の7月にやっているが、昨年は車庫&物置の建替え作業に追われて手つかず。今年は母の死とそれに伴う諸事雑事に追われ、今日に至った。
 作業前に補修箇所を入念にチェック。リアワイパー周辺と運転席ドア下端、ボディ下端のサイドシルは2年前と同じで、今回は後部左ドア下端が加わった。他に砂粒大の小さなサビが多数。
 使った材料と道具は以下の通り。

・サビ取り剤:ソフト99サビ取りクリーム50g
・研磨剤:ソフト99ラビングコンパウンド

・灯油:油抜き洗浄用
・下地塗料:ソフト99ボデーペン チビ缶プラサフ
・タッチアップペン:
ソフト99三菱用クールシルバーM
・軸付き砥石(三角型)、スクレイパーなど


 まず、軸付き砥石をドリルに装着し、サビのひどい部分を集中的に研磨。部分的にスクレイパーも併用した。
 今回、最もサビがひどかったのは、運転席ドア下端部。サビを落とすと、小指半分ほどの穴が開いてしまった。2年も放置したツケで、塗装後にコーキング剤で埋めることにする。

 ざっとサビを落としたあと、サビ取りクリームを薄く塗って10分ほど放置し、ウェスで拭き取る。併行して砂粒ほどの小さなサビをコンパウンドを使って除去。コンパウンドは経年で硬化していたが、灯油で薄めたら復活した。
 コンパウンドで取り切れない粒状のサビは、サビ取りクリームを使う。1時間強でサビ取り作業を終えた。


 珈琲タイムをはさんで、下地塗装に取りかかる。前回は省略したが、やったほうが仕上がりがきれいで防錆効果もあるという。

 最初に灯油を含ませたウェスで塗装部分を油抜き洗浄する。やってみて気づいたが、この作業でも細かいサビがけっこう落ちる。その後、下地塗装部分を紙やビニールでマスキングし、プラサフをスプレー塗装。10分の乾燥時間をおき、これを2度繰り返した。
 偶然だが、プラサフの色がボディの色と同じグレー。目立たない車体下端部サイドシルのサビは、下地塗装のままでも問題なさそうだった。


 乾燥後、ボディと同色のタッチアップペンでコンパウンドで取り切れなかった粒状のキズを補修。運転席ドア部の穴は透明な防水コーキング剤で埋めた。

 夕食後、塗装のはみ出し部分を灯油つきウェスで拭き取る。面積が広い部分の仕上げ塗装はしばしの様子見。12年も乗ったポンコツなので、サビさえ広がらなければ、下地塗装のままでもいい気がするが。

2020年8月21日金曜日

透明ライブスクリーン

 リモートライブの準備を整え、ネットで告知してから2ヶ月が過ぎた。この間動きが全くなく、期待はずれ。理由はいろいろ考えられるが、ネットやPCの知識が不可欠なリモートライブは、聴き手側にとってまだまだハードルが高いということだろうか。
 例年多忙な9月の敬老月間も、今年に限っては暇になりそう。実家の片づけや胃&大腸内視鏡検査も無事に終わり、新たな弾き語り活動の展開にむけて模索中である。
 リモートライブとは対極位置にある生ライブを仮にいまやるとすれば、歌に伴う飛沫対策が大きな問題となる。
 助手も含めたサポートなしでずっと活動してきたので、歌う側の「蜜」の問題はなく、飛沫をブロックすることができれば、残るは聴き手側の「蜜」の問題だけとなる。
(こちらも簡単に解決できない要素だが…)

 マスクをしての歌唱はすでにテスト済みで、オンマイクに留意すれば充分やれることが分かっている。ただ、マスクだけでは不安な聴き手がいるだろうことは想像できる。そこで聴き手との間を遮へいする透明スクリーンを検討した。


 新たな投資は最低限に抑えたく、手持ちのマイクスタンドを使うことにする。高さを最大に延ばしてブーム部分を水平にし、そこに透明ビニールを吊るす手法だった。
 やってみるとそれなりに機能するが、水平部分が750とやや短い。スクリーンが一面しかないのも不満だった。理想はコの字型だが、スタンドが2本になって機材が増し、構造も複雑化する。L字型にすれば機材を軽量化しつつ、ある程度は囲うこともできる。

 考えたすえ、マイクスタンドの上端に手製のアタッチメントを装着し、別のパイプを水平につけることにした。ところが固定がうまくいかず、水平をキープできない。苦しみつつ試行錯誤し、3度目でようやく使えそうな物が出来上がった。
 組み立ててダミーの白い布を吊るしてみると、問題なさそうだ。長いパイプはL=1000で、短いほうがL=750。収まりの都合で双方の角度は120度くらい。その谷の部分にマイクを置いて歌う。


 床から水平部分までの高さが1700あり、普段立って歌う際のマイク高さが1450ほど。その差250で、飛沫を防止するには口から仕切り板上端までの高さが300以上あれば効果的との研究結果がある。透明ビニールの吊るし方やマイクスタンドの調整で、もう少し高くする工夫をしたい。
 透明ビニールの手持ちがなく、これだけは新たに買う必要がある。冬期の窓断熱用ビニールが丈夫で使えそうな感じだが。
 マスクと併せてバリアを2重に張っても、歌える場に結びつくか否かは別問題で、「歌=飛沫=コロナ感染」と結びついている現状では、弾き語り活動を取り巻く社会状況は相当に厳しい。だが、準備だけはしておきたい。
 仮に態勢が整ってもリモートライブのように告知はせず、個別対応にするつもり。


 大腸ポリープ切除手術から15日が経過し、今日で一切の制限が解除となった。久しぶりに発泡酒を飲んでマグロの刺身を食べた。無事に生きている喜びを感じる。

2020年8月19日水曜日

大腸ポリープは良性

 大腸ポリープ切除手術から12日が経過し、採取した4検体の病理検査結果が出る日だった。
 手術直後に担当医から「見た限りでは悪性ではない気がしますが、詳しくは検査後に」と言われてはいた。しかし、7年前には2つ取ったポリープの両方にガンが見つかっている。その悪夢の再現という可能性もゼロではなく、漠然とした不安で前夜はよく眠れずに朝を迎えた。

 診察予約は午前の部一番の9時。この日は一切の検査がなく、ただ医師から話を聞くだけ。15分前に着いて30分ほど待つと診察室に呼ばれた。


 結果は4つのポリープ全てが良性の「腺腫」という診断。腺腫でも経年で悪性に変化する場合があり、親指ほどまで肥大化していた7年前のポリープは、おそらくそれだった。
 今回のポリープは最大でも5ミリ。米粒ほどの大きさで、色の変化もない。術後の担当医が「おそらくは良性」と判断した理由はそのあたりか。

 場所は盲腸の上あたりに1個。他の3つは出口付近に集中し、直腸にも1個あった。7年前の2個はいずれもS字結腸付近。便が停滞しがちな出口付近は要注意ゾーンと以前に聞いたが、まさにその通りの結果だ。
 ともかくも、悪さをする前に全て切除してもらったので、ひとまずは安心できる。
 先月久しぶりに病院を訪れた際は消毒液がどこにも見当たらず、体温測定もナシ。入口で過去2週間の道外滞在歴や体調の自覚症状を確認されるだけで、マスクの強制もない。この時期に個人病院以下の緩い対応で、患者としては不安があった。
 案の定、待合室にノーマスクの高齢男性がいて、なぜかそばに寄ってきて真横に座った。長椅子には社会的距離を保つマークがない。即座に席を立ち、誰もいない遠い席へと移動。危ないものには極力近づかないことだ。


 改善されていたのは、消毒液。診察室入口にプッシュ式の消毒容器が壁付けされ、会計前には足踏み式の消毒ボトルが置いてあった。初めて見たが、消毒ボトル自体にもウイルス付着の危険性があるので、これはよいシステムと思う。
 ともあれ、次回の検査は1年後で構わないとのこと。8月は胃の内視鏡検査と重なるので、早めの7月に受けようと思う。

2020年8月18日火曜日

グラジオラス咲いた

  春先に2度に分けて15個植えたグラジオラスの球根のうち、メルカリで買ってあとから植えた分がついに花を咲かせた。黄色をベースに、中心部だけくっきり赤い。なかなかオシャレな奴である。
 近所のスーパー店頭で買って1週間早く植えたほうは、5個のうち4個が芽を出し、蕾が膨らんでいまにも花を咲かせそうだが、花の色もまだ不明。


 メルカリで買った10個のうち、9個は芽を出したが、蕾をもっているのは現時点で半分ほど。夏もそろそろ終わるが、開花が間に合うのか?

 グラジオラスは道北の寒村に住んでいた60年以上前、家の周囲にかなりの数があった。優雅で鮮やかな色合いが好きな花だったが、なかなか育てる機会がなく、ようやく実現してうれしい。


 6月に鉢替えや土替えなど、大胆に手を加えたパキラを代表とする観葉植物が、このところの暑さで勢いよく葉を伸ばしている。実家の整理で見つけた古い固形肥料を埋めたのも効いている感じだ。
 手をかけてやれば、植物はそれなりに期待に応えてくれる。人間よりは扱いやすいか?

2020年8月17日月曜日

実家の大型家具を処分

  午後から実家の大型家具類を業者に処分してもらう約束になっていて、その費用をATMで下ろしつつ、くたびれて交換時期到来の下着(トランクス)を調達するべく、午前中に少し離れたスーパーにでかけた。

 まずスーパーでトランクスを購入する。食品と衣料の両方を扱っていて、「7のつく日」は大半の衣料品が2割引で買える。続けて隣りにある郵便局と銀行ATMに寄って用足し。その後、食品を買いについてきた妻と合流した。
 夏用の薄手ジャンパーをずっと探していたことを思い出し、再度衣料品売り場を物色。濃いブルーグレーのロールアップジャンパーが2,090円のバーゲンで売られている。当初の売値が3,190円で、この日はさらに20%引き、つまりは1,672円で買えるのだ。


 ふと隣りを見ると、黒ストライプの薄手長袖シャツが同様に「2,090円」→「1,100円」→「880円」と2段階値引きされている。同じタイプの長袖シャツがひどく色あせ、廃棄寸前。こちらも迷わず買うことにした。
 どちらも夏の盛りを過ぎて、完全に処分モードになっているタイミング。いい買物をした。
 家に戻ったとたん、リサイクル業者から電話がある。14時に実家で待ち合わせていたが、他業務が予定通り片づかず、開始を1時間延ばして欲しいという。
 この日は大腸ポリープ切除手術後10日目で、いろいろな制限が解ける日。医者からも珈琲を再開してよいと聞いていて、自宅で妻と飲むのを楽しみにしていたが、やむを得ない。珈琲は小型保温ボトルに詰め、買ったばかりの夏ジャンパーを着て出かけた。


 約束15分前に着き、先日刈り取った雑草の片づけをやっていたら、15時ちょうどに業者到着。1階にまとめてある7つの大型家具類を査定し、その場で見積りを出してもらった。
 初対面だったが地元紙に2度紹介されていて、ホームページで事前に情報収集もしている。他の業者も数社調べたが、電話したときの応対の印象で、余程のことがない限りお任せしようと決めていた。
 15分ほどで見積りが出る。和ダンス、洋ダンス、整理ダンス、カップボード、ソファセット、両袖スチールデスク、冷蔵庫の7品目のうち、値段がついたのは比較的新しいカップボード、ソファセット、和ダンスの3つのみ。買取額は3つ合わせて1,000円という少額だった。

 他の品は逆に処分費用が発生し、特に家電リサイクル法の制約を受ける冷蔵庫の処分費は9,000円。他に出張費や作業費、養生費などあって、見積額は計29,000円。ここから買取額1,000円を差し引き、支払額は28,000円だった。
 他業者の情報などから、35,000円くらいと踏んでいたので、胸算用よりも安い。即座に受諾して作業をお願いした。


 15時15分くらいから作業開始。風除室の引戸を取り外し、開口部にはプラダンを貼って養生。家具類は下に毛布を敷いて床を滑らせながら運び出している。ていねいな仕事ぶりに好感が持てた。

 積み込むトラックは2tの箱車が2台。うち1台は別の現場で積み込んだらしい荷物がすでにあり、ソファセットと整理ダンスだけを積んで早々に立ち去った。
 残った1台に他の荷物を積み込んだが、作業員2人だけで黙々と作業。さすがプロで苦もなく進めていた。


 片づけ清掃も含めて、16時少し前に全作業が終了。何もなくなった家のキッチンカウンターで、一人しみじみと珈琲を飲む。
 今日で片づけは事実上終わり、残るは壁や床の掃除くらい。長かったが、終わってみればあっけなかった気がしないでもない。

 見積りが高い場合は整理ダンスやスチール机を市の大型ゴミで別途処分することも考えていたが、一気に片づいて助かった。
 見積りをまず取り、実際の作業は契約後に別の日にするのが普通の進め方。今回は1日で終わらせてしまう稀なケースで、あまりお勧めはしない。

2020年8月15日土曜日

自家製フリカケ

  大腸ポリープ療養生活8日目。医者から言われた「危険な7日目」は無事にクリアした。今日から夕方の散歩は長めのコースにし、起床後のストレッチも平常モードに戻した。

 重作業はまだやれないが、カビの発生した手作りまな板の両端を切り落としたり、45年経ってキズが目立ってきたチーク製コースターを柿渋塗料で補修したり、一部はがれてきたMacBookの底板をコーキング剤で接着したり、周囲の雑草取りをしたりと、溜まっていた雑事を精力的にこなした。


 食生活もじょじょに平常に戻す。ずっと控えていたハムや揚げ物など、明日からユルユル解禁の予定。

 制限食材のゴマと海苔が含まれる市販フリカケはまだ食べられず、手作りした小エビ(オキアミ)のフリカケはすでに食べつくし、新たな小エビはどの店でも手に入らない。
 そこで新たな試みとして、煮干しと菜っ葉を使った自家製フリカケを作ることにする。

 普段は酒の肴として食べている煮干しをフライパンで乾煎りし、スリコギで細かくつぶす。みじん切りした家庭菜園の山東菜を加えてさらに炒めたあと、醤油と酒、塩で味つけする。
 春先にときどき作るフキの佃煮の要領で、3日分くらいのフリカケが完成した。

 さっそく夕食で食べてみる。煮干しを炒りすぎたが、香ばしくてなかなかの美味。市販品が解禁になるまでのツナギとしては遜色ない出来だ。