2020年7月22日水曜日

どこにもDon't Go

 実家の遺品整理は一段落しているが、片づけが完全に終わっているわけではない。昨日はプロに依頼するつもりでいた大型家具類のうち、食卓と金庫を自力で処分してきた。

 今日は実家の庭で立ち枯れているイチイの木を伐採するべく、大型脚立ハシゴや剪定ノコを積んで午後から出かけた。
 いまにも雨が落ちてきそうな曇天だったが、事前にチェックした限りでは降らない。力仕事だから、暑いよりもマシである。


 13時半から作業開始。いざやってみると、幹から四方に飛び出た枝木が予想よりも多く、かなり手こずった。幹も途中から2本に分かれていて、自力では難しいかも…、と次第に思い始めた。

 それでもコツコツ進めるうち、じょじょに視界が広がってくる。いきなり幹を切るのは難しく、まず枝木を全部落としてしまい、幹は最後に倒すことに方針を変えた。
 途中から脚立をハシゴ状にし、高い部分の枝木を切る。幹の高さは4メートル以上もあったが、3.6M長のハシゴでぎりぎり足りた。


 15時過ぎに全ての枝木を切り終え、積める分だけを車に押し込む。かさ張るので、計3回は運ぶ必要がありそう。
 持参の珈琲とバナナで休憩し、15時半に実家を出る。処分場は大型ゴミを持ち込んだ破砕工場の隣りにあるゴミ資源化工場。場所は知っていたが、行くのは初めてだ。
 清掃工場や破砕工場と違って入口で出す書類はなく、単に車の重さを量るだけ。指示に従って経路を進むと、下ろす場所は何もない原っぱのような場所だった。
 車いっぱいに詰め込んだつもりでも、重量は20Kg〜250円。手数料は10Kgあたり125円で、ゴミよりも安い。チップ状にして資源化し、再利用しているせいだろう。


 帰宅後、週末に招かれている孫娘の誕生会に備え、プレゼント用のラッピングをプリンタで印刷する。孫娘の直近の顔写真をはめこんだオリジナル作品で、毎年好評。

 夜には600g採れたラズベリーのうち、200gを使ってラズベリーアイスを作る。一昨日作ったジャムも持っていくつもり。
 オカミの甘い誘いには乗る気はなく、どこにも「Don't Go」だが、それなりに忙しい。