2020年7月3日金曜日

晴れて動く

 数日ぶりにスカッと晴れて、ほぼ快晴。昨日は終日の雨で、ついに散歩に行きそこねた。不足分を挽回するべく、午前中に最寄りの地区センター図書館まで歩く。
 隣接するパークゴルフ場には大勢の中高年の姿が見えるが、急な好天で暑さがこたえるのか、プレーを早々に切り上げて、木陰で涼む姿が目立つ。アリバイ的アゴマスク姿も多く、他人事ながらちょっと心配になる。
 ネット予約した川上未映子の本「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」を借りる。「乳と卵」で芥川賞を受賞した直後の作品で、中原中也賞を受賞している。以前から興味があったが、ようやく借りた。
 暑いので帰路は羽織っていた薄いジャケットを脱ぎ、カバンに入れて黙々と歩く。


 昼食にザルそばを食べ、午後から久しぶりのDIY作業を屋外でやった。
 まずは家庭菜園で使う枝豆の鳥害防止カバーを作る。これまでずっとペットボトルを半分に切って使ってきたが、雨を含めた水やりが不便だった。
 そのせいかどうかは分からないが、今年は枝豆が全くの不発。5/21に最初の種を蒔いて以降、満足な芽はひとつも育っていない。
 7月に入って気温が上がり始め、このところの雨続きで畑は充分に湿っている。こりずに数日前、10ヶ所30粒の種を蒔いたが、今度は鳥害が心配になってきた。
 狙われるのは芽を出した直後の柔らかな豆。葉が出て青くなれば鳥は見向きもしない。考えたすえ、個別ではなく、全体を一気におおうカバーを作ることにした。

 使ったのは以前に車庫屋根に使っていたポリカ波板。両端にタルキをビス止めし、種を蒔いた箇所を覆って、さらにレンガの重しを置いた。
 透明で陽射しは通過し、丈夫で鳥では破れない。タルキの一方を持ってめくれば、水やりは簡単にできる。


 その後、玄関ドア横にある袖壁に木製のバーをつけた。解体した車庫の材料を再利用し、固定は余っていたあおり止め金物を使用。塗装は先日買った柿渋でやった。夏は濡れた傘の水切り場にし、冬は車の除雪ブラシやスコップをかけておく。
 身体がなまっていたせいで少し疲れたが、家に引きこもっているより遥かに健康的。あちこちよく動いて、この日の歩数計は6千歩に達した。