2020年7月28日火曜日

家庭内の消毒態勢

 コロナ禍の長期化に備え、家庭内の消毒態勢に関して見直した。現時点で布マスクは散歩等の屋外行動限定で、買物や通院、銀行や役所の窓口等の感染リスクが高い場所では、不織布マスクしか使わない。
 使用後は台所洗剤液に1時間以上浸したのち、すすぎ洗いを3〜4度繰り返して自然乾燥し、合計10回は使う。信頼できる情報によれば、これでも70%以上の性能をキープできるとか。

 問題は使う洗浄液で、当初は界面活性剤を含む洗剤液であればよいと思っていたが、最近になって厚生労働省から、新型コロナウイルスに有効な界面活性剤の具体的な名称が発表された。
 さらには、これらの有効な界面活性剤が含まれている製品リストも公開され、最新情報が日々更新されている。


 各種情報をもとに、家にある洗剤類を調査。その結果、ライオンの台所洗剤チャーミーV、花王の住宅家具用洗剤マジックリンの2つに「アルキルアミンオキシド」という新型コロナウイルスに有効な成分が含まれていることが分かった。
(有効成分が含まれるかどうかは、製品の成分一覧で確認可能)
 そこでマスク洗浄にはチャーミーVの0.5〜1%溶液を使用。スイッチ類やドアノブ、リモコンや手すり、車の取手やハンドル等にはマジックリンを原液でスプレーして拭き取っている。
 できれば手や指も安価で入手可能な台所洗剤液で消毒したいが、現時点では効果が未評価となっている。
 推奨はエタノール濃度70%以上の消毒液か消毒ジェルだが、該当する安価な市販品は見当たらない。

 最近はスーパー店頭や病院には必ず消毒液が置いてあり、消毒液を常時持ち歩く必要性は薄れてきた。ごくまれに必要性を感じたときは最寄りのトイレにかけこみ、石鹸で手を洗うことで凌いでいるが、やはり準備しておくべきか?悩ましい。