いつものようにまず清掃工場に寄って、土曜に積み込んだゴミを処分する。顔なじみになった職員さんから、「近くにある破砕工場でも紙や衣類なら処分できますよ。手数料も同じですよ」と親切に教えられる。
確かに近いが、実家に向かうには少し遠回りになってしまう。中間地点の清掃工場がやはり便利だった。しかし、大型品限定と思っていた破砕工場で紙や衣類が処分可能と分かったのは朗報だった。
作業中に話しかけられたせいで、ゴミ袋の数がはっきりしなかったが、たぶん16袋くらい。ヒモでしばった軽い寝具類が多く、手数料は1,200円〜60Kgと少なめだった。1個換算だと75円?
13時半から実家の片づけ開始。2階和室押入れにある父の大工道具箱を集中的にやる。重い鉄製品が多く、可能な限り分解して分別した。金属製品なら無料で引き取ってくれる店がある。
あまりに古い大工道具は箱ごと封印して破砕工場に持ち込むことにした。おそらく父が大工の見習いだった90年くらい前に、自分で作ったであろう工具箱。長い歴史と魂が刻まれている。
珈琲タイムの休憩後、同じ押入れにあるアルバム類を整理。結婚式や葬式の記念写真や、雑多なスナップ写真が多数ある。判断不可能な写真は保留用の箱にいったん入れ、あとでじっくり選り分けることにする。
17時くらいに物品の整理は全て終わった。単純に捨てるもの、じゅんかんコンビニに持ち込む資源ゴミ、多少の価格で売れそうな品(工具やカメラなど)、自宅で処分する品(半分残った洗剤など)、まだ使える台所用品や工具など、すべて1階に集めて、それぞれグループ化した。
明日以降は大型ゴミが中心の破砕工場に持ち込むため、座卓やコタツ天板、3つある工具箱、釣り竿セット、衣類や紙類の袋など順に積み込む。
最後に2.6Mある鋼製伸縮物干しパイプを斜めにして押し込む。ギリギリで入った。破砕工場は最大長2M以下が条件で、自宅でゆっくり切るつもり。
18時にようやく出発。途中にあるトライアルで定番食料品を買い、さらには1週間でカラになったガソリンを補給しにGSにも寄る。家に戻ったら、あたりは薄暗くなっていた。