2020年1月31日金曜日

最終ジュニアシート

 成長著しい孫娘用に、3度目のチャイルドシートを買った。
 最初の品は生後4ヶ月になった2016年11月に購入し、種類としては「ベビーシート」。ベビーラックをかねていて室内でも重宝したが、1歳を過ぎてから窮屈になり、2017年9月に大型の「チャイルドシート」に買い直した。

 4歳まで使えることになっていたが、冬になって厚着するようになると、かなり窮屈。使用上限の身長100センチにも近づき、またまた買い直すことになった。


 今回の品はクッション付きの台座のみで、高さは10センチ強。両脇にあるフックにシートベルトを引っ掛ける仕組みだ。

LEAMANジュニアシート・リーマンジュニアEX ブラック 73209

 ECE R44/04というヨーロッパ安全規格に適合している。価格はアマゾンで2,901円だったが、買ったのはヨドバシ通販。実質2,900円弱だった。
 前2つに比べて価格は半分ほど。種類としては「ジュニアシート」で、体格にもよるが、おおむね3〜10歳まで使えるらしい。
 ジュニアシートの法的着用義務は6歳の誕生日までだが、身長140センチを超えるまではジュニアシートを使うほうが安全、と書かれたサイトもある。
 孫娘の体格は平均的で、順調なら10歳で140センチ前後になっているはず。製品仕様とピタリ一致する。


 今日はジュニアシート用のシートベルトカバー類をミシンで作った。
 シートベルトは大人用なので、ジュニアシートを置いても身長が低いとベルトが顔にふれる。これを避けるためにバックル部分にかぶせる三角形のカバーをまず自作した。300円くらいの市販品もあるが、掲載寸法を参考に端布を縫い合わせる。


 続いて顔の部分にかぶせる枕カバーを作る。これがないと、眠ったときにシートベルトから上半身が外れる可能性がある。
 コンサドーレ札幌の試合でもらったフリース製のシートが2枚あり、丸めてベルト部分に巻きつけた。固定ベルトは手持ちの布ベルトと金具で自作した。

 手頃なぬいぐるみを使って装着テスト。人間よりもかなり小さめだが、まずまず収まっている。近いうちに本人で試したい。

2020年1月30日木曜日

テスターもどき

 デジタル表示のバッテリーチェッカー購入により、100均で買った電池残量チェッカーが不要になった。しかし、簡易テスターとしてなら、まだまだ使える。
 これまでもケーブルと金属製洗濯バサミ&乾電池を組み合わせ、簡単なテスターとして使ってきた。切れたイルミネーションや電池の液漏れで壊れたエレアコのチューナーもこのテスターで修理した。音が出なくなった音響用ピンケーブルの断線を見つけたこともある。

 ただ、現状の手法だと接点を押さえるのに片手がふさがってしまい、本体のL字型アームをリードピン代りに使うため、狭い箇所では使いにくい。いい機会なので、市販のテスターに近い形状に修正することにした。


 用途としては通電の有無を調べるだけだが、電圧をかける乾電池が必須。現状ではビニールテープと金属キャップで接点部を保持するため、極めて不安定だった。

 まず、単3乾電池ボックスをヨドバシ通販から実質83円で買った。ケーブル類は現状品を流用。電池残量チェッカーは箱型電池チェック用の端子を使うことにし、筒型電池用のL字型アームは不要なので取り外した。

黄色いケーブルの通電をテスト中

 計6箇所のハンダ付けも無事に終わり、いざテストしてみると、針が全く動かない。いろいろ試すが、電池残量やハンダ付けに問題はない。消去法でよく調べたら、乾電池ボックスのプラスマイナスを逆に取り付けていた。

 リードピンに相当する部分は洗濯バサミとワニ口クリップで間に合わせたが、いかにもアンバランス。ターゲットがはさめて両手が空くという利点はあるが、ごく細い箇所は釘をはさんで対処したい。今後代替品が見つかれば、替える可能性はある。
(電池残量チェッカー本来の用途から逸脱していますので、参考にする場合は各自の判断で)

2020年1月28日火曜日

「夏物語」を読んだ

 昨年から今年にかけ、年をまたいで川上未映子の「夏物語」を読んだ。
 2年越しになったのは図書館を利用したからで、前編が掲載された文學界2019年3月号をまず借り、読み終えた年末に後編の載った2019年4月号を借りようとしたら、あいにく2件の予約が入っていて、翌年つまりは今年まで待った。
 図書館には前後編が一緒になった単行本もあったが、毎日出版文化賞を受賞した直後ともあってか、300件を超える予約で埋まっている。在庫は3冊で、借りられる期間は2週間。単純計算しても1年は待つことになる。
 年間100万円生活を旨としており、新作の本を買うことは最近では稀。何か他に方法はないか…と考えたすえ、最初に作品が掲載された文芸誌を借りることを思いついた。
 図書館の検索システムで調べると、在庫はそれぞれ2冊のみだったが、大半の人は気づいてないらしく、予約数はごくわずか。長く待たずに読むことができた。


 とはいえ、合計1000枚という長編なので、読むにはある程度の時間と根気が必要。幸い、川上未映子は芥川賞受賞作の「乳と卵」を読んで以来、すっかり好きになった。
 今回の作品は特に前編がその「乳と卵」の続編のような形になっていて、登場人物は一部重なる。したがって非常に読みやすかった。私に続いて読んだ妻も同意見。

 後編はかなり内容が変わるが、「生きること、存在することの根源的な意味を問う」という壮大なテーマの芯がブレることはなく、一気に読めた。登場人物は非常に多いが、それぞれにキャラが立っていて、混乱することはない。
 作品中に卵子や精子という言葉が駆け巡るので、人によって好き嫌いが分かれるかもしれない。

 難点を書くなら、特に後編で会話文が非常に多いこと。自分としては、もう少し地の文を増やして欲しかった。展開に納得できない箇所も一部あったが、ストーリーの核心にふれるので、ここには書かない。
(また続編があるのでは…?)と思わせる意味深なラスト。若い作家なので、まだまだ書けそう。

2020年1月27日月曜日

駐車スペースの備え

 平年値では今日あたりが気温が最も低くなる時期で、つまりは冬の底である。しかし、暖冬のせいか今日の最高気温はプラスで、雪も降らず過ごしやすい。
 暖冬少雪といっても累積降雪量は平年値の70%ほど。平年の半分以下なら驚くが、この程度ならそうあわてることもない。

 車庫の建替えにより、今年から車庫屋根の雪下ろしはしなくてよくなり、車庫南北のスペースには充分な堆雪スペースがある。例年なら車の出入り幅分しか除雪しないが、今年は来客用の駐車スペースを確保できそうだった。


 夏場は車庫の南北を客用駐車スペースにしているが、もともと来客はそれほど多くなく、冬場は車庫に対して直角に2台停めるスペースを確保しておけば充分である。

 現状の車庫東端の柱を目安に、スコップで地道に雪をどかす。南側の雪は昨年やった要領で西の家庭菜園に運び、北側の雪は灯油タンク周辺に積み上げた。昨日から始めたが、意外と簡単に終わった。


 昨年は2度にわたって母が危篤状態に陥った。もうすぐ100歳を迎える高齢で、いつ何があってもおかしくない。万一のことがあれば、長男である私が取り仕切って見送らねばならない。
 実家はずっと空き家で、いざとなれば我が家が待機集合場所となるのは必至。いつなにがあっても慌てぬよう、準備だけはしておく必要がある。

2020年1月26日日曜日

冬季は二重カーテン

 不要になった既製カーテンがあり、使い道がなくてずっとしまってあった。
「日々断捨離」をモットーとしており、すっぱり処分しようと考えたが、リサイクル店だと二束三文。下手をすると値がつかない。ならば古布として処分するしかないが、
(寝室に二重に吊るしてはどうか?)と思い立った。
 現状の寝室には手製の布カーテンがかけてあり、遮光性はまずまずだが丈が115センチしかなく、薄い。冬季は窓からの冷気を完全に遮断できず、窓側に寝ている私は厳寒期に限って妻より厚い布団をかけていた。
 他の窓はブラインドかロールスクリーン。寒さに対して強いのはカーテンで、これを二重にすれば確実に断熱性が向上するはずだった。


 さっそく試す。既存のカーテン吊具に引っ掛けて一晩様子をみた。すると、格段に暖かい。新たにかけたカーテンは丈が200センチで床まで届く。厚みもあって、窓からの寒気を大幅にブロックしてくれる。
 翌日になって本格的な設置作業に取りかかった。既存のカーテンレールは木製の自作で、その上に重ねるように新たな木製レールを取りつける。
 必要な横材は1820長。以前にノレン用に買った9×30の木材を使った。厚みがもう少し欲しかったが、ひとまず手持ち材でやりくりする。


 カーテンフックは当初、インタホン用ケーブルを切ってリング状にした。単線なので強度はまずまずだが、滑りが悪くてカーテンを引いても動かず、背伸びしてフック部を直接動かす必要があった。
 古い靴紐を短く切り、リング状にしばって再挑戦する。今度はよく滑って、カーテンを引くだけでスムーズに動かせた。木製レールに対しては、布系カーテンフックの相性がよい。


 表面温度を測ってみると、窓側のカーテンで16度くらい。(外気温はマイナス5度)新しく吊るした部屋側のカーテンで18度強ある。その差2度以上。

 テスト段階から2夜を過ごしたが、新しくした敷布団の効果もあってか、夜中のトイレに起きなくなり、よく眠れる。着脱は簡単で、今後は寝室の二重カーテンを冬季の標準仕様としたい。

2020年1月25日土曜日

OS10.13への移行

 OS10.13(High Sierra)インストールファイルのダウンロードにより、「3日で10G以内」の制限があるWiMAXの通信量が一時8.59Gまで達したが、じっと節約辛抱の日を過ごすうち、ようやく7.30Gまで下がった。
 まだ厳しい数字であることに変わりはなく、ひとまずインストールに使う起動用USBを作って時間を稼ぐことにした。

 OS10.9(Mavericks)をインストールした際に作った8GBの起動用USBメモリがあり、今後使う可能性はないので、これを再利用する。
 まず、dmgファイルをデスクトップに展開して、インストール用のappファイルを得る。そのままアプリケーションフォルダにコピー。これで準備は整った。
 ネットで見つけた手順に従って、Mac標準の「ターミナル」というアプリにコマンドを入力。30分強で首尾よく完成した。


 一夜明けて、WiMAXの3日間通信量が1.36Gまで下がった。バージョンアップ作業の一環で新たなセキュリティファイル等のダウンロードが仮に発生しても、充分に余裕がある。OS10.13へのアップデート作業を敢行することにした。
 対象となるMac miniの状態は悪くないので、クリーンインストールではなく、上書きインストールでやる。appファイルから直接実行することも可能なはずだが、慣れているUSB起動から実施した。

 USBメモリを挿してオプションキーを押しながら起動。左右キーで「install MacOS High Sierra」を選択して実行すれば上書きインストール作業が始まる。
(クリーンインストールの場合は、最初にディスクユーティリティでHDを初期化する)


 2時間近くかかって終了。最後のアップルへの通信画面でフリーズし、マウスが動かない。一瞬あせったが、強制再起動かけたらインストールはちゃんと終わっていた。

 その後、汎用アプリの動作テストを実施。いまのところ大きなトラブルなく使えてる。
 最後にソフトウェア・アップデートを実行してみたら、予想通り1.97Gものセキュリティ関連ファイルがあり、延々2時間かけて全ての更新作業をようやく終えた。


 OS10.13にしたことで、これまでMac miniだけにあった「音が聞こえない」という大きな問題点は改善されていた。残る2台のMacはしばらく様子をみてから更新作業に取りかかりたい。

《2020.9.28 追記》
 半年ほど使ううち、Mac miniの動作が極度に重くなった。あとから10.13に移行したMacBookは快適で不調の理由が分からず、やむなくOSのみを再インストールした。
 上記同様に単純な上書きインストールだが、今回は1時間半で終了。ソフトウェア・アップデートはWiMAXのハイスピードプラスエリアモードでやったせいか、15分で終わった。調子はまずまず。

2020年1月24日金曜日

快眠敷布団

 以前にふれたが、年末年始の家族会で使った寝具類を洗濯するうち、客用の敷布団のひとつに大きな穴が開いているのを見つけた。調べてみると表と裏の両側が擦り切れていて、修復不可能。
 打ち直しに出して布団側生地を交換してもらおうか迷ったが、新たに買うほうが費用としては安上がり。2枚買って現状の布団は客用に回すことにした。


 アマゾン等のネット通販を調べたが、いまひとつピンとこない。結局は5年前と同じニトリで買うことにした。
 前回は3千円くらいだったが、今回は少し予算を上げて4千円ほどの品にした。たかが千円でも弾力と厚みが違う。それでも廉価品であることに違いはないが。

 さっそく敷布団カバーを交換してみると、これまでのカバーが微妙に小さい。同じニトリで買ったカバーに替えたら、ようやくぴったり収まった。
 これが昨日のハナシで、一晩寝てみると新しくて千円高いせいか、暖かくて弾力抜群。夫婦して夜中のトイレに一度も起きず、久しぶりにぐっすり眠れた。
 敷布団ひとつでこうも変わるなら、今後は定期的に新しい布団に替えるべきだろう。健康にもいいに違いない。

 側生地に穴の開いた布団はもともとが貰い物。高級品ではなく、すっぱり市の大型ゴミに出して捨てることにした。手数料は200円で、水曜の収集日にむけてすでに手配済み。

2020年1月23日木曜日

WiMAXの高速接続

 ホームページのファイル転送に使っているFTPソフトの最新版が、最近になってOS10.13以上の対応となり、バージョンアップが不可能になった。
 3台あるMacは全てOS10.12に統一してあり、これが2018年4月〜8月あたりのこと。すでに1年半以上が経過し、最新版のMacOSは10.15。
 3台のMacは全てOS10.13まで対応していて、主なアプリケーションの動作にも問題ない。現状のPCを買い替えずにやれるOSのバージョンアップをやるべき時期到来だった。
 まず、OS10.13を探す。Macの最新OSは無料でダウンロード可能だが、以前のバージョンは簡単には手に入らない。
 実はOS10.13.4のインストールファイル(Install macOS High Sierra.app)は以前にMacサイトから入手済み。しかし、その後バージョンアップがあり、いま使ってもさらなるバージョンアップが必要。最初から最終安定版のOS10.13.6をインストールするのが得策だった。

ポリカ波板を縦に裂いて転落防止リングを設置

 あちこち探し回ってようやく見つけたが、ファイル容量が5.23Gもある。以前のADSL回線ならダウンロードに何時間もかかるが、いまは速度が向上した無線Wi-FiのWiMAXがある。

 ルータの位置変更で通信速度は大きく改善されたばかりだが、それでも試算では30分〜1時間ほどかかる。思いついて「ハイスピードプラスエリアモード」(携帯用のLTE回線を使用)という高速接続を初めて試してみることにした。
 3年のギガ放題プランなら無料で使え、ブラウザから一発でモード切替えが可能。ホームルータのModeランプが緑から黄色に変わるので、わかりやすい。
 速度を測ってみたら、なんと95Mbpsという驚異の数値を示した。


 さっそくダウンロード開始。平日の23時過ぎから始めて、わずか12分で終わった。これは速い。
 この高速接続には月間通信量が7G以下という制限があり、万一超えると通信量制限の対象となる。終了後はただちに平常モードに戻した。速くてストレスとは無縁だが、乱用は禁物。OSのバージョンアップ等の大容量ファイルに限るべきだろう。
(5.78Gを示していた高速分の通信量は、月が変わると0クリアされていた)

 インストールファイルは無事に入手できたが、今度はWiMAXの「3日で10G以下」という通信量制限がぎりぎりになり、更新作業はいったん凍結中。まずはインストール用USBでも作って、ほとぼりのさめた数日後に始めるつもり。

2020年1月22日水曜日

エレアコの電池

 昨年末に実施した地域カフェライブの準備中、ヤマハの予備ギターを調弦しようと内蔵チューナーのスイッチを入れたが、電源が入らない。不審に思って電池ユニットを本体から抜き取ってみたら、乾電池からのひどい液漏れ。これでは機能しないはずだ。
 単3電池2本を新品に交換し、再度スイッチを入れる。しかし、またしても反応しない。どうやら液漏れによって問題が発生しているようだ。
 電池ユニットを再度清掃してみるが、復帰しない。内部の銅製金属接点が腐食しているようで、ドライバーで青サビを取り除くうち、劣化した接点が途中でポキリ折れてしまった。
 やむなく残った接点を曲げて何とか乾電池に接触させる。ようやく電源が復帰し、ライブは無事に乗り切った。


 年が明けて本格的な修復を試みる。短くなった接点は不安定で、電源が入ったり切れたりする。部品箱を漁って似た材質の金属片を探す。
 額縁を吊るす金属部品が接点によく似ていて、簡易テスターで通電を確認。ハサミで加工して接点部に差し込み、乾電池を入れてみると、電源は安定する。そのままハンダで固めようとしたが、なぜかうまくつかない。
 あきらめて単純に下端をボンドで止めることにした。ついでに接点部全体を接点復活剤で清掃。何度かテストしたが、乾電池を取り外しても追加の金属片は脱落せず、その後電源は安定した。


 ヤマハのエレアコを予備として買ってから丸7年になるが、これまで一度もピックアップ&チューナー用の乾電池を交換してなかった。メインで使うオベーションのエレアコは、およそ半年毎に電池を替えている。
 予備とはいえ、今後はヤマハのエレアコも1年を目安に電池交換すべきだと悟った。


 外は気温がプラスに転じて穏やかな日和。久しぶりに散歩を復活させる気になり、珈琲タイム後に西側の土手一周コースを歩く。
 多少降ったとはいえ、少雪であることに変わりはなく、春間近を思わせる風景だった。

 帰宅後に歩数計を調べたら、一気に3千歩を超えていた。自宅にしがみついていると、時に千歩に満たない日もあるから、わずか20分ほどとはいえ、やはり散歩は手頃な運動になる。
 雪かきがほとんどない今年の冬は、意識して歩くべし。

2020年1月21日火曜日

本格的な雪

 昨夜から音もなく雪が降り始め、一夜にして近隣土木センター数値で21センチ積もった。札幌アメダス値では28センチの積雪を記録。今冬初めての本格的な雪だった。
 午後から出かける用事があり、午前中から除雪に励む。床下に収納したままの電動除雪機を出動させるほどではなく、昨年買った大型のポリカスコップによる手作業でやったが、雪の置き場所にまだ充分な余裕があり、短時間で終わった。

 物置屋根の雪が車庫内に落ちてこないか気になっていたが、現時点では問題ない。車庫屋根の雪は30〜40センチほどで、今冬最大であることは確かだが、まだ設計値の20%強。構造体には何ら異常がなく、もちろん雪下ろしの必要はない。


 お昼ころに近くの郵便局に行き、年賀状の景品をもらって余った年賀状を普通ハガキに交換。その後、固定資産税と国民健康保険料の引き落とし口座をゆうちょ銀行に変更してもらう。

 建築系の仕事をバリバリやっていた時期は、稼ぎの全てが都市銀行に振り込まれていて、光熱費や税金等の引き落としも同じ銀行でやっていた。
 ところが仕事を引退して収入の大半が年金となると、各種引き落としは年金振込先のゆうちょ銀行にまとめるのが面倒がない。これまで少しずつ変更手続きをしてきたが、最後に残ったのが固定資産税と国民健康保険料だった。


 その足で母の施設に行くつもりが、届ける予定だったスポンジ歯ブラシを家に忘れてきた。いったん戻って妻を乗せ、はま寿司に行って昼食を食べて、その後スーパー経由で母の施設へと向かう。
 母は寝ていたが、スポンジ歯ブラシを部屋に置き、事務室にも顔を出して更新手続きに必要な介護保険証をケアマネさんに託してきた。

 雪は一段落した気配。近くの市道でスリップと思われる大きな事故が起きていた。急な雪は路面状況を激変させるから怖い。

2020年1月19日日曜日

Wi-Fiルータ位置変更

 昨年11月に無線Wi-FiのWiMAXを契約してから、およそ2ヶ月半が経過した。月額費用や通信速度に大きな不満はないが、アクセスが集中する週末の夕方から夜にかけて、通信速度が落ちるのが欠点といえば欠点か。
 今日がその該当日で、全体的に遅い感じがして速度測定サイトで測ってみた。すると4.5Mbpsという数値。以前のADSL回線が平均2.5Mbpsだったから、それに比べると速いが、もっと改善できないかと、Wi-Fiルータの位置をいろいろ変えてみた。


 操作の楽な1階にずっとこだわってきたので、まずは1階の窓際を試す。最もよい数値を示したのが、1階東側の玄関ホール小窓で、22Mbpsも出た。
 しかし、ここにはコンセントが1箇所のみで、ACアダプターを隠す場所もない。出入りで目立つ位置にあり、ケーブル類を隠す箱を作ると邪魔になる。
 次に2階を探索。買った当初にも確か調べたが、西側吹抜けにあるFIX窓の数値が最もよく、28Mbpsを示した。現状の1階南西窓台に比べ、6倍強という素晴らしい数値だった。


 ケーブルを引き回せばACアダプターはベンチ下に隠せ、オンオフ用の中間スイッチだけベンチ上に置ける。ホームルータは階段を上り詰めると見える位置にあるので、緑色のパイロットランプが怪しく光って、就寝時の切り忘れも防げる。

 当面はここに置くことに決めた。落下防止対策はいずれ考えたい。平日の日中はもっと速くなることを期待。
(その後、火曜11時半に62Mbpsの過去最高値を記録)

2020年1月18日土曜日

電池残量デジタル表示

 乾電池等の電圧をデジタル表示で測定可能なバッテリーチェッカーをアマゾンで買った。送料税込で290円。発送は中国からだったが、注文後10日足らずで到着した。
 単1〜単4までの乾電池、箱型の9V電池、ボタン電池の全てに対応。計測用の電池やバッテリは不要で、測る電池の電力を使って表示するらしい。


 まずは廃棄用のゴミ袋に入っている電池を取り出して順に測ってみると、大半が1.4V未満。全く数値が表示されないものもある。機器が動作しなくなった電池だから当然か。
 試しに残量が1.4V台の電池を電気カミソリやラジオ、マウスに入れてみたら普通に動作する。これらの機器は残量1.2V台の電池でも動作した。1.0V以下の電池ではさすがに動かなかったが、用途次第ではまだ使えることが判明。

 一昨年の北海道地震の折にはラジオ用の単3電池在庫に不安があった。予備としては充分に使えることが分かったので、残量1.2V台以上の電池は捨てずにとっておくことにした。

ボタン電池を計測

 次に新品の乾電池を試す。当然ながら電圧は1.58〜1.60Vと高い。エレアコに使っている箱型9V電池も測ってみたが、使用中のもので7.53V、未使用品で9.68Vだった。
 3Vの使えなくなったボタン電池を測ってみたら、2.49V。まあ、妥当な数値だろう。

 最後にニッケル水素充電池を測ってみると、満充電で1.36V、マウスに使用中のものが1.27Vで、いずれも低いが、公称値が1.2Vなのでこれが普通の数値。
 いろいろ試してテスター代りにはならないが、電池の判定に限れば、かなり使える機器と分かった。これまで使ってきた100均のアナログ式乾電池チェッカーでなく、ズバリ数値で表示してくれるのも分かりやすい。うまく使えば、電池の無駄がなくなりそう。

2020年1月17日金曜日

雑事で暮れる

 母の施設や買物、自分の病院等に行く予定がなく、溜まっている雑事を順に片づけた。

 まずは掛け布団カバーの洗濯。年末年始にひいた風邪&咳喘息でかなりの鼻血があり、一部は就寝中にも出た。枕元にずっとティッシュを置いてあったが、間に合わなかった一部が布団の襟に付着したらしい。
 模様によく似ていてしばらく気づかず、時間の経過で汚れが落ちない可能性もあったが、石鹸で部分洗いを何度かするうち、きれいになった。ポリエステル100%だったのも幸いした。


 2階の陽当りのいい場所に干し、乾くまでの時間に床パッシブ換気口の作り直しをやる。

 新築時に自力で作ってから20年経つが、これまで何度か踏み抜いてその都度補修してきた。300ピッチで並べた床根太の間に設けているが、窓位置の都合で2階東側部分だけ端部の狭い場所についている。
 開口部が狭すぎて電動ドライバーが入らず、やむなく床根太のない短辺部OSB合板で支持してきたが、強度が不足している。根本的に作り直すことにした。

現状の床パッシブ換気口

 端材を加工し、開口にぴったりの枠をまず作る。短辺方向に幅40の部材を35のスリット間隔で5枚並べ、両端をビス固定。床根太に枠の支持材を短い手動ドライバーで固定した。
 かなり手こずったが、強度的には問題なく、外観やスリット面積もこれまでより向上した。

 散らかった玄関土間を掃除したら、掃除機のバッテリが切れ、防塵袋が一杯になった。それぞれメンテナンス。

作り直した床パッシブ換気口

 珈琲タイム後、乾いた掛け布団カバーを裏返して長さを10センチ詰める。ニトリで買ったが、現状の布団にぴったりのサイズがなく、端部がずっと余っていた。ようやくすっきり収まった。
 ついでに台所にある長い布巾を半分に切って端部を縫い、使いやすくする。DIY作業時に敷いて電動ノコで切ってしまった台所マットも修理。
 その後ホームページを更新し、弾き語りの練習も少しやった。次のライブまで3週間あるが、喉のメンテナンスのようなもの。

 夕食後には明け方に水に浸しておいた黒豆を煮る。2月はすでに5本のライブ予定が決まっていて、喉対策は欠かせない。
 あれこれせわしく動いているうち、一日が暮れた。

2020年1月16日木曜日

サドルの傷で弦切れ?

 開始後3曲目でギターの弦が切れた先日のライブに関し、自分なりの検証をした。
 これまで4台のギターを使ったが、弦が切れたのはオベーションのみ。例によって切れた時期と状況を列記する。

・2009.9.15…オベーションエレアコ購入。

・2015.7.4…3弦、自宅で練習中。交換3ヶ月弱後。
・2016.4.26…5弦、路上ライブ中。交換3ヶ月弱後。
・2017.12.15…4弦、カフェライブ中。交換3ヶ月強後。
・2018.12.23…4弦、カフェライブ中。交換1ヶ月強後。
・2020.1.14…4弦老健施設ライブ中。交換3ヶ月半後。→今回
 これによると、購入後6年は弦が切れていない。オベーションを買った2009年あたりから弾き語り活動が盛んになり、弾く頻度も高くなった。
 累計演奏時間が長くなり、弦が切れやすくなったとも考えられるが、見逃せないのは2015年7月に初めて弦を切ってから、毎年1回定期的に切れるようになったこと。これはどうしたことか?

A4リクエスト用紙と大きさをそろえ、同梱してある予備弦。
素早く取り出せるよう、袋には切れ目を入れてある。

 切れる時期は大半が交換3ヶ月後あたり。全てフラットピックでストローク系の曲を弾いているときだった。5回中4回は本番中に切れている。
 弦がサビなどにより劣化し、力の入る本番中に強い調子で弾いた際に切れる、という共通点がありそうだ。

 唯一の例外は4度目の交換1ヶ月後に切れたケース。これは弦の劣化ではなく、品質不良と考えるべきか。1セット300円足らずの安物なので、品質のばらつきは充分考えられる。


 不思議なのは直近の3回は全て4弦が切れているという事実。4弦は巻き弦で心線は細く、切れやすいそうだが、さらに細い巻き弦の3弦はこのところ切れず、4弦に集中しているのが気になる。

(もしやサドルに問題があるのでは?)と疑い、弦を全て外して慎重にサドル(弦の振動を直接受けてボディに伝える部品)を調べてみた。
 当初はサドルを新品に交換するつもりでいたが、内部には弦の振動を電気信号に変えるピエゾが内蔵されており、サドル形状は底部に凸凹があって複雑極まりない。同等の商品は存在せず、大きめの汎用品を買って自分で加工するしかない。
 ギターのナットは以前に苦労して自力交換したが、あまりに複雑で今回は自分でやる自信がなかった。


 調べると、サドルについた小傷が弦切れの原因になることがあるという。購入後11年が経ち、サドルには弦でこすれた細かい傷が多数ある。

 考えたすえ、今回はサドル交換を断念し、全体をていねいにヤスリがけして傷を消し、弦のあたりを柔らかくして様子をみることにした。
 併行して、力まずにストロークしてもアタック感を出せる奏法を何とか身につけたい。

2020年1月15日水曜日

黒豆煮汁が喉に効く

 1週間分の薬を飲み終えて咳喘息は快方に向かい、鼻血や鼻水、痰はほぼ止まったが、まだ時折軽い咳が出る。歌の練習中にも咳が出そうになることがあり、万全とは言えない。
「薬は10日分出しておきましょうか?」という医者の言い分に従っておけばと、少し後悔した。

 差し迫るライブは連休明け直後で、病院に行くことはできず、緊急の咳対策として、いつものように蜂蜜大根か喉の漢方薬でも使うつもりでいた。これが先週土曜のハナシ。



 そんなとき、妻が「黒豆の煮汁が喉に効くらしいわよ」と教えてくれた。耳にしたことはあったが、試したことはない。そもそも黒豆を食べる機会は正月くらいだ。
 ところが今回は冷蔵庫にオセチ料理の黒豆がまだ残っており、容器の底に煮汁は充分にあった。試しに少量をお湯で割って飲んでみると、なかなか具合がいい。その日の練習では喉の不安も消えていた。
 調べてみると、黒豆に含まれる「アントシアニン」には喉の痛みを抑える抗酸化作用と去痰作用があり、黒豆煮汁に含まれる「サポニン」には喉の粘膜を潤す作用があるという。

 実際に試した感じでは蜂蜜大根に匹敵する印象で、蜂蜜大根に比べて保存期間が長いのが魅力。
 オセチ料理の残りが少なくなり、手持ちの黒豆を使って咳&喉の専用薬として新たに作ることにした。


1)黒豆大さじ2〜3(30〜40g)を200〜250ccの水に24時間つける。
2)水を捨てずにそのまま鍋に入れ、15〜20分とろ火で煮る。
(焦げつき注意)
3)煮汁だけを取り出して瓶にあける。

 今回は煮汁が目的で、鍋に残った豆は古いこともあって捨てたが、普通に煮豆にして豆はオカズで食べても構わない。砂糖を少し加えると飲みやすくなる。
 いまのところ1日3回、茶さじ3〜5杯をお湯で割って飲んでいるが、確かに効いている感じはする。週明けのライブは黒豆煮汁だけで無事に乗り切った。追跡調査で効果をさらに確かめたい。

2020年1月14日火曜日

弦は切れたが盛況

 2020年の初ライブとして、市内遠方の老健施設で歌った。昨年5月にネット経由で最初の依頼があり、自由参加形式で小規模な部屋で歌ったが、手応え抜群だった。
 翌月に再度の依頼がある。今度は大食堂で全員参加のイベントとして歌って欲しいとの要望。どのような場でも連続ライブは難しいが、「全曲リクエスト」という新たな形式でやることで受諾した。
 ところがこの2度目のライブで開始時間を間違えるという大チョンボをやらかし、15分遅れての開始。ライブの手応えもいまひとつで、リピート依頼はないものと覚悟した。

 半年後に再びの依頼があったときは正直驚いた。この理由ははっきりしないが、これまでの経緯をふまえ、前2回の午前中ライブから午後ライブに変更して欲しいこと、歌うスタイルを初回と同じ小部屋での自由参加方式に戻して欲しいことを、こちらの希望として申し出た。
 いささか図々しいこちらの言い分は全面的に受入れられ、この日の3度目のライブに至った。
 記録的な少雪で街なかの路面状態は良好だったが、施設は山間部にある。前回の遅刻でこりているので、早めに家を出た。
 快調に走って50分足らずで先方到着。14時の開始までには充分な余裕があった。ゆっくりスタンバイして予定2分前にスタート。50分弱で14曲を歌う。(※はリクエスト)

「上を向いて歩こう」「二輪草」「真室川音頭」「バラが咲いた」「365歩のマーチ」「蘇州夜曲」「仰げば尊し」「恋の町札幌」「星影のワルツ」「瀬戸の花嫁※」「つぐない」「君といつまでも※」「東京ラプソディ」「また逢う日まで(アンコール)」


 開始時点での聴き手は10名ほど。30席ある会場は閑散とした印象だったが、これは初回と同じ傾向。歌い進むうちにジワジワと人が集まってくるのも同じ流れだった。

 黒豆煮汁での対策が効いて咳喘息の影響はほとんどなく、喉は快調。次第にライブが熱を帯び始めた矢先、3曲目の「真室川音頭」のラストでギターに突然の異音。そう、魔の弦切れである。
 歌い終えて「実は大変なことが起きまして、ギターの弦が切れました。2分くらいで交換しますので、少しお待ちを」と率直に説明。切れたのはまた4弦で、ただちに交換に取り掛かる。
 ちょうどそのとき、5名ほどの聴き手がまとまって部屋に入ってきた。会場にいた知り合いを見つけ、「あら、来てたの〜」などと言葉を交わしている。ライブは中断していたが、この一時的な喧騒が格好の時間稼ぎに結果としてなった。
 何事もなかったようにライブ再開。見渡すと、会場がいつの間にか満席になっている。突然の弦切れでチューニング全体が狂ってしまい、1曲毎に微調整を強いられたが、ツキも味方してダメージは最小限で済んだ。
 以降のライブは熱い手応えのまま突き進む。「バラが咲いた」「蘇州夜曲」「仰げば尊し」「星影のワルツ」「瀬戸の花嫁」では共に歌う多くの声が耳に届いた。
 入退去が頻繁な老健施設という事情もあり、昨年とは顔ぶれが相当入れ替わっていて、今回はどちらかといえば叙情的な曲が好まれた。

 30分が経過して残り10分となった時点で、場にリクエストを募る。声が上がったのは「瀬戸の花嫁」だけで、残り1曲は準備した「つぐない」でつないだ。
(結果として、この日一番外した曲かもしれない)

 そのままラストになだれこむつもりでいたら、最前列で熱心に声援を送っていた女性が「加山、聴きたいね」と、隣の女性にささやく声が聞こえる。これは無視できない。
「もしかして、加山雄三をお聴きになりたいのですか?」と、咄嗟に「君といつまでも」のさわりを歌ったら、「そうそうそれ」と嬉しそうに頷く。時間が押していて譜面を探す時間がなく、そのままアカペラで1番だけ歌ったら、大喜び。(歌詞は暗譜していた)
「確かセリフもあったでしょ?」と重ねるのでこちらも披露したが、伴奏なしにも関わらず、会場全体が湧いた。小さな声を拾い上げて正解。
 時間オーバーしてにぎやかにラストを歌い終えると、担当の職員さんからアンコールが飛び出す。打合せにはなかったが、確かに場の気分には沿っている。ありがたくお応えした。

 終了後、近寄って声をかけてくれたり、握手を求めてくる方が多数。「また歌いに来てね」と殺し文句を耳元でささやく女性もいた。
 開始直後の弦切れという想定外のハプニングに見舞われたが、運にも恵まれて好評のうちに終えられた。