すでにポスト表札はDIYで作り直したが、インタホンと一体となった表札パネルも新しくする。
新築直後に1ミリ厚のアルミ板(200×300)で自作した表札パネルの体裁は同じで、6年前に無垢材で作り直した台座部分をプラ板に変更。同時に表札そのものを買い直すことにした。
新築時の表札パネル |
表札に市販品を使うのは新婚時以来だから、40数年ぶり。最初の表札はごく一般的な木製縦書きで、7年ほど使った。
脱サラUターンして最初に住んだアパート玄関に釘が使えず、事業用の看板を自作してドアに接着剤で貼った。集合ポストには手書きのカードを入れ、表札は不要。
2年後に住み替えたマンションも同様の体裁で、その後建てた戸建て住宅でも表札は使わずに自作した。
6年前に作り直した表札パネル |
自作表札はデザインが自由だが、PCとプリンタで作るので、色あせが激しい。風雨の侵入にも弱く、今回はプラスチック製の特注品をネット通販で買うことにした。
120×120で背景はこげ茶の木目。名字は行書体で彫り込んであり、白く着色されている。アマゾン経由で送料込み2,500円だった。
まずインタホンケーブルをいったん外し、古い台座を取り外す。古い表札は廃棄。
一番下にある初期のアルミ板をグラインダーで清掃し、その上に同寸法のグレー色プラ板を接着剤で貼る。プラ板は古いカッティングボードを切って再利用した。
ビス穴とインタホンのケーブル穴を開け直し、ビス(タッピング)やワッシャーも全交換。新しい表札を付属の両面テープで接着し、作業は割と簡単に終わった。インタホンの動作も異常なし。
その後、雨水対策として表札パネルの上に木製のひさしを取り付ける。マホガニーのエコ塗料を塗って、車庫や玄関ドアとのデザイン的調和を図る意図もあった。
ビス類は一切使わず、木片端部に電動ノコで5ミリ深の彫り込みを入れ、溝にコーキング剤を塗ってパネル上端から押し込んだ。
20年目の大改変となったが、グレーとこげ茶を基調とした年相応の渋いデザイン。イメージ通りのいい感じに仕上がった。