工事がひととおり終わって、いよいよ塗るべき時期が到来したが、不思議なことに無塗装の白い枠にすっかり慣れてしまい、他の部材と同色のエコ塗装を塗るのが惜しくなった。
デザイン的にもマホガニー色の柱や面材に囲まれたなかで、白い枠がきりりと全体を引き締める重要な役割を果たしている。
そこで、無色に近い白ごま油を試験的に塗ってみることにした。普通の料理用だが、端材でテストしてみると、ある程度の防水と汚れどめの効果を確認した。
引戸は雨の直撃や直射日光は受けない位置にあるが、屋外であることに変わりはない。強い風雨や開け閉めに伴う手垢対策として、無色に近い塗装(のようなもの)を施しておきたかった。
ネット検索しても同じ手法はヒットせず、キッチンペーパーにつけて拭き取るように塗った。油なので完全な無色ではなく、ごく薄い飴色に変貌。黒ごま油ならもう少し濃い色になっただろうが、まずは無色に近い白ごま油で試す。
今後の色の変化や防水&汚れどめ効果を観察し、塗り直しなどの方針を決めよう。