しかし、よりによって好みのうるさい私用に連絡もなしに帽子とは…。
ハンチングは季節に応じて4つ持っているが、濃緑色はない。生地は薄手のコーデュロイで、秋から春にかけて使えそうだ。ひとまずかぶってみたが、どうも形がしっくりこない。全体的に平たくつぶれていて、中央部の盛り上がりに欠けるのだ。
価格は800円とかで、中古にしては高い。値切れそうだったけど、値札通りで買った、と奥ゆかしく妻は言う。フリマは値切りの駆け引きが普通と思っていたが…。
形がいまひとつ気にいらないのでしばらく放っておいたが、ふと思いついて帽子の背面中央部を裏側からつまんでマチ針で止めてみた。以前にヤフオクで買ったハンチングの形が気に入らず、同様に修正したことがある。
すると中央部が盛り上がって全体の形が変わり、まずまずかぶれそうな感じだ。何度か使ってみたあと、大型ホチキスで本格固定。本来ならミシンを使うべきだが、生地が厚くて縫いにくい。いずれ手縫いで仕上げ直すかもしれない。
ともかくも、せっかくの妻のキモチを無にせずにすみそうだ。