2017年10月10日火曜日

北側隣地にも家が建つ

 午前中から近所で間断なくモーターの振動音が響く。草刈りシーズンは過ぎたので、てっきり南側隣地の住宅工事の音かと思った。しかし、ずっと途切れないのがおかしい。釘打ち用コンプレッサなら、止まったり動いたりするはずだ。
 不審に思っていたら、北側台所窓外で人影が動く。敷地内で何かやっている気配。そういえば雑草が伸び放題の北側隣地に、今日に限って車が停めてあった。

 ウッドテラスに出て様子をうかがうと、「スウェーデン式サウンディング」と呼ばれる小型機械で地盤調査をやっている真っ最中だった。
 1週間ほど前から北側隣地の道路側境界に赤いヒモが張ってあるのに気づいたが、どうやら北側でも住宅建設工事が始まるらしい。昨日のブログに「北側にいつ家が建ってもおかしくない」と書いたばかりだが、予感が当たった。


 数年前から北側、南側、東側の3つの隣地が売りに出されていて、真っ先に売れたのが南側。今年7月から住宅建設工事が始まり、ようやく屋根と外壁下地材が張り終わったところ。完成までもうしばらくかかりそうだが、今度は北側でも工事とは。

 雪が降る前に基礎工事を終わらせ、以降は施工費の下がる真冬に工事する気配だが、問題は南側隣地住宅とのかねあい。どう考えても工期が重なり、6Mの狭い前面道路に、工事用の車がひしめき合うのは必至。
 南側の工事でも時折道路が通行不可となり、やむなく北側を迂回して車を出し入れしている。冬を間近に控え、果たしてうまくやり繰りができるのだろうか?

左が南側隣地で、右が北側隣地

 通行問題はさておき、北側に住宅が建った場合の影響をシミュレートしてみる。
(以前にもふれたので、一部再掲載)

《よいこと》
・冬の北風が相当緩和される。
・豪雪時に幹線道路までの除雪が何らかの形で期待できる。
・夏の雑草刈が軽減される。
・人目が増えることによる防犯効果。
・空間の様子が変わり、直近のアカシアに営巣するカラスが来なくなるかも?

《悪いこと》
・弾き語りの時間が制限される。深夜の練習は難しくなりそう。
・除雪や庭木の枝、落葉など、隣人への配慮が必要となる。
・越してくる隣人次第では、何らかのストレスに苛まれる可能性がある。
 南側隣地に比べ、日照面での影響は全くない。北側の窓は1階の小窓2つのみで、すでに内側にプチプチ断熱材を貼ってあり、プライバシー面での心配はない。
 むしろ利点のほうが多いように思えるが、それにしても1999年12月に越してきてから18年間、ずっと野中の一軒家だった我が家に、バタバタと2軒もの住宅が南北に建ってしまうとは驚きだ。