2017年8月28日月曜日

2度目の胃カメラ

 昨年受けた胃ガンの精密検査で問題点が見つかり、この日は1年後の再検査の指定日。朝7時半という自分にしては早い時間に起き、朝食もとらずに車で家を出る。時計はまだ8時5分前だ。
 8時20分に札幌がん検診センターに着き、ただちに受付けを済ませる。さすがにこの時間だと駐車場は10台以上も空きがあって、余裕で停められた。

 8時40分くらいに診察室に呼ばれる。前回とは順番が逆で、9時くらいにまずピロリ菌の検査から始まる。薬を飲んで時間をおき、前後の呼気を検査容器に吹き込む。その後、9時半くらいから胃の内視鏡検査が始まった。
 これが人生2度目の胃カメラだが、吐き気でひどい目にあった前回とは違い、多少の心の準備があったせいか、辛さは幾分和らいだ感じだ。検査中にゲップを出すと楽になることも知る。
 ところが、今回もまた胃の組織を採取するという。前回検査終了時に、「1年後の内視鏡検査で問題のあった部分を再チェックする」と言われていたが、組織を取るということは、まだ問題があるということか…。

 組織を取る際に空気を入れて胃を膨らませるそうで、できるだけゲップをがまんするよう言われた。さらには、採取時に呼吸を一時止めることも。


 15分ほどでどうにか終わったが、検査を終えた直後のベットの上で、医師から結果の説明があった。

1)ピロリ菌は薬治療が効いて完全に消えている。
2)昨年の精密検査で見つかった胃潰瘍の繰り返し痕跡はそのまま残っていて、今回はビラン状の傷跡の裏側から組織を取って病理検査をする。
3)胃の入口付近にポリープが新たに出来ている。(ポリープの種類も説明受けたが、忘れた)こちらも念のため組織の病理検査をする。
 問題がなければ結果は1週間後くらいに郵送されてくるが、仮に組織が悪性だった場合、医師から直接電話がくるという。
 検査費用は10,310円(3割負担)。カードが使えたらしいが、手続きにやや時間がかかるそうで、現金で支払ってきた。ピロリ菌検査がなければ9,000円程度、病理検査がなければ4,800円程度だそう。だいたい大腸内視鏡検査と同じくらいである。

 内視鏡検査へのストレスからか、このところずっと空腹時に胃が重かったが、不思議なことに検査が終わったら症状が消えた。ジタバタしても始まらないので、腹をくくって結果を待つ。