2017年8月19日土曜日

床下の断捨離

 16年間床下に眠っていたエアブラシ用具を処分するついでに、床下に眠る他の不用品も整理する気になった。この種のことは勢いが大事だ。

 1階には4つの床下点検口があり、400〜600ほどの床下空間がある。底面には100厚の鉄筋コンクリートを打ってあり、強度面や防湿面での不安はない。その気になれば相当の収納空間として利用可能だが、出し入れの煩雑さや、パッシブ換気の流通経路確保の面から、びっしり物で塞ぐことはしていない。
 とはいえ、急を要せず、カビの恐れがない備品類を置いておくには絶好の場所。いったん入れてしまうと目につかず、邪魔にもならないので、つい長期間入れっぱなしになりがちだった。

 先にもふれたように、断捨離の意識は常に持っておくべき年齢である。1年ほど前に台所の床下空間にしまってあった食器類を大幅に整理し、使わないものはリサイクル店に出したばかり。


 今日はユーテリティの床下空間に長く置いてあった備品類を片づけた。いろいろやったが、ざっと以下のような物を処分した。

・キャンプ用椅子4脚 ・紙袋多数 ・掃除機の付属品 ・古い遮光ネット

 キャンプはまた行くかもしれないが、ロッジを利用するつもりなので、椅子はいらない。有料ゴミの量を減らすべく、座板部分をハンマーで外した。鉄パイプだけの状態にすれば、リサイクル店で無料で引き取ってくれる。
 紙袋は「いつか使うかも?」と長年保存してあったシロモノだが、これまでもこれからも、まず使うことはない。ヒモの部分だけ外し、市の「紙リサイクル」として出せば無料で処分できる。
 掃除機付属品と古い遮光ネット、そして外した椅子の座板は有料の燃えるゴミで出す。
 思い切った処分でユーテリティ床下はかなりスッキリしたが、以下の物はしばしの保留となった。

・亡き父がくれたカキ氷機 ・妻が作りかけたままの籐製鏡 ・クーラーボックス ・プチプチ緩衝材 ・暖房ボイラ補充液 ・金属系のDIY備品 ・災害時用10Lポリタンク

 ときどき使っている物も含まれているので、ただちに処分、というわけにはいかないが、あと10年もすれば断捨離される運命かもしれない。