2017年8月14日月曜日

充実のお盆休暇

 道南から帰省中の次男が明日帰るというので、長男のお嫁さんと孫娘とが集まり、ちょっとしたお盆の宴を開いた。
 今年は子供たち全員の休暇予定が合わず、長男は仕事で不参加。長男夫婦は人が休んでいるときに仕事をする勤務体系なので、こんなこともある。

 孫娘は午後に昼寝をするので、今回は午前中に迎えに行き、お昼をみんなで食べることにする。天気がはっきりしないので恒例のBBQはやめ、ちらし寿司と唐揚げの昼食となった。


 この日は別に2つの用事があり、うちひとつは孫娘が普段使っている子供椅子の下に「踏ん張り台」を設置することだった。

 我が家のDIY子供椅子は、足が大人椅子の座面に載って具合がよく、知能発達面でも足は踏ん張りが効くほうが望ましいという。ところが、普段使っている大人椅子は座面寸法が短く、足は宙に浮いたまま。これを何とかしたい。
 熟慮のすえ、子供椅子には細工せずに、大人椅子の上に薄い板を載せて座面を擬似的に大きくすることにした。
 使う材料は9ミリ厚のOSB合板。1枚ものが在庫になく、中央で2枚に継いで使うことにする。帰宅後の息子も夕食用に使うそうで、「簡単に着脱ができること」が絶対条件。もちろん、椅子本体にキズをつけてはいけない。
 着脱の仕組作りに少し手間取ったが、無事に完成した。孫娘が座っている写真は撮り忘れたが、ちゃんと足は載るようになった。

 昼食はひとまず我が家にある椅子で食べた。こちらも背板を修正して30センチに高くした直後だが、背中が安定して落ち着いて座れるようになったせいか、孫娘は食事が終わってもずっと座って遊んでいた。


 冷凍してあったラズベリーをヨーグルトと共に美味しく食べ、次にお嫁さんが持ってきた掛け時計を修理する。
 10年近く前に買ったそうだが、電池を交換しても動かないという。基盤が壊れていればアウトだが、機械系のトラブルなら、駆動部にオイルをさせば直ることが多い。過去に3つの時計をこれで直した。

 幸いにガラスのない針がむきだしのタイプで、作業はやりやすい。中心軸に表と裏からミシン油をたっぷり注して、しばし時間をおく。
 裏側からダイヤル操作で長針短針をぐるぐる回し、ミシン油をなじませる。その後新しい電池を入れたら、一発で動き出した。やはり針を回す中心軸に問題があったようだ。
 オヤツを食べたのち、15時半くらいから孫娘の遅いお昼寝タイム。他所の家に来て気持ちが高ぶっているせいか、なかなか寝つかない。2人がかりでようやく眠らせたが、1時間も絶たないうちにまた起き出す。もう少し寝てなさいと、さらに1時間寝かせる。

 18時近くに完全に起きて、遅いオヤツ。寝起きでご機嫌ななめなので、ギターを持ってきて歌ってあげたら、だんだん機嫌が戻ってきた。
 アニメ系の曲を中心に、40分近くも歌う。「さんぽ」「365日の紙飛行機」「ピクニック」などノリのいい曲が大好きで、リズムに合わせて拍手や手拍子をする。これは楽な子守りだ。


 19時近くに孫娘のお風呂。いつものように私が担当したが、さんざギターで歌ってあげたせいか、今日はあまり泣かなかった。
 19時半くらいから遅めの夕食。昼食作りは妻が奮闘したので負担を減らすべく、夕食は私が久しぶりに納豆チヂミを作る。メインは買ってきたお寿司にした。

 20時半に孫娘とお嫁さんをマンションまで送って長い一日が終わる。外には一歩も出なかったが、DIYや音楽、そして料理や子守りと、バラエティに富んだお盆休暇だった。