2016年5月9日月曜日

キッズメニュー

 昨日のチカチカパフォーマンスで初めて試し、思いがけず好評だった「キッズメニュー」に関し、再度の検証を試みた。
 昨日の時点でメニューには40近い曲目が並べてあったが、その内訳はスタジオジブリ系、小学校の音楽授業系、アニメ系、等々である。

 まだ手探り段階だが、たとえば「スタジオジブリ系なら何でもOK」とはならないところが難しい。「さくらんぼの実る頃」「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」などのジプリ映画挿入歌は、過去に子供の前で歌ってみたが、期待したほどの手応えはなかった。
(これらの曲は前述のリストに含めていない)

 反対に、上記3パターンのいずれにも属さないが、なぜか子供に受ける曲がある。「上を向いて歩こう」「草原の輝き」「365日の紙飛行機」などで、ジャンル的には歌謡曲だ。
 アニメ系でもあまりに古いものはNGだし、限りなく「歌ってみるまで分からない」世界である。

昨秋に植えたチューリップの新種が可憐に咲いた

 あくまで推測に過ぎないが、ノリのいいリズム感があってメジャーな曲調、さらには歌詞に前向きな印象があるものなら、多少の愛だ恋だが含まれていても、子供には受けるように思える。
 古い例だが、ピーク時のピンクレディーは何を歌っても子供には大受けだったし、ただのCMに過ぎないが、タケモトピアノの歌は子供に熱い支持があるのだとか。
 これまでは高齢の男女と中高年の女性が主な支持層で、つまりは「シニアメニュー」で全て事足りていた。子供とそれを引率する親は全くターゲット外だったが、やり方次第では充分に新しい支持層になる予感がする。
 土日祝の15時くらいまでなら、そうした年齢層が地下通りに多数いることも分かったので、ずっと避けてきたこの時間帯の枠を、今後は積極的に活用したいと考えている。

 手始めに「キッズメニュー」の取捨選択作業と、具体的な確認作業をチカホでやりたい。前述の40曲に限っても、まだ子供を対象には一度も歌っていない(怖くて歌えない?)曲が多数ある。少しずつ試したい。
 自分の活動幅を広げる意味でも、新境地の開拓作業開始である。