同じ場所の同じ時間帯に固執せず、歌う場や時間帯を幅広く選択し始めたのが「復活」の大きな理由と思われる。マンネリを打開するには、恐れずに変わってゆくことだ。
録音やマスタリング作業、カバーデザインや印刷まで含め、一切が手作業なので、非常に手間がかかる。しかしその分原価は安く、頒布価格は低く抑えられる。
「生のライブを聴いて気に入ってくれた方のみ」という対面販売限定だが、予想を大きく越えて売れた。
一時は(生の歌を聴いて買ってくれた方の期待を裏切ってはいないか…)という不安にもとらわれたが、路上ライブでも買ってくれた方に二度三度遭遇することがよくあり、
「…の曲はよかったね」「聴いているとシアワセになれる」「2枚目も欲しくなった」などと声をかけられると、やはりうれしい。こんなとき、歌っていてよかった…、と心底思える。
在庫は多く抱えないようにしている。これまで2枚出したので、各3枚として合計で6枚が最大の在庫。路上ライブ用の頒布ケースも、ぴったり6枚が入る仕組みだ。
今日はまとめて4枚を増刷した。ジャケットやレーベルの乾燥時間を考慮すると、作業は2日がかり。作製のための各種材料が一斉に底をつき始めたので、こちらもそろそろ発注する必要がありそうだ。