2015年9月28日月曜日

量から質への変貌

 敬老月間の反動もあって、例年10月はライブが少ないが、今年は動きが少し違う。
 下旬に実施の自主企画型ライブ「叙情歌サロン」は別にしても、介護施設や地区センター、住民組織等からの依頼型ライブ予約がポツポツと五月雨式に入り、ふと気づくと5本の予定が決まってる。

 10月中旬から路上系ライブの第9期チカチカパフォーマンスが再開されるが、可能なら2本は演りたい。しかし、無理ないスケジュールを組めるかどうかが問題だ。悩ましい。


 今年のライブ依頼の傾向として、3回以上のリピート依頼に加えて、新規の依頼が例年よりも多い。
 リピート依頼は飽きられない工夫と誠実な対応によって、ある程度は期待できるが、新規の依頼が増えた背景は、ネット登録しているボランティア系NPOの経歴書情報を今年4月に大幅更新したせいかもしれない。
 これまでのごく簡単な内容から、過去5年分の代表的な公的ライブの出演実績や、テレビ・ラジオ等への出演歴を詳しく記載した。それが依頼する側にとっての信頼度増につながったように思える。
 社会全体の高齢化に伴って、ボランティア志望者も従来より増える傾向にあるのは間違いない。ボランティア演奏も量から質へ、そして選ばれる側へと変化してゆくだろう。
「高齢者の前で懐メロや童謡を歌ってさえいればよし」という時代は終わりつつある。変化に合わせた工夫と技術の向上が欠かせない。