タイルと蓋との間には微妙な隙間があり、晴れのときにはそこからの通気が可能だったが、昨日のような大雨の場合、真上にある軒先から間断なく雨が落下し、タイルと穴の隙間が水封状態になってしまうようだ。
同じタイルは他の2つの汚水桝にも同時に置いたが、風呂の排水でも昨日はボコボコ音が復活していた。これはまずい。
タイルは使えないと分かったので、いくつか検討していた別の案に差し替えることにする。台所以外の2つの汚水桝には、割れたブロックのカケラをU字形の部分が穴の真上にくるように載せてあり、これで15年余り問題がなかった。
しかし、大きすぎてデザイン的にもパッとしない。草刈りの折にズレやすいという欠点もあり、あまり使いたくない。
使っていないプラスチック製植木鉢があり、上からかぶせるとサイズはぴったり。底の穴が大きすぎるので前回はボツにしたが、内側に別のプラスチックを丸く切り抜いてビス止めすると問題なく使える。
プラスチックは意図的にルーズに切り抜いて、通気自体に支障がないようにした。
同じ手法で他の汚水桝にも同じデザインのカバーをつける。豪雨と虫にはこれで問題ないはずだが、残る心配は、雪と屋根から落ちる氷塊に対する強度。
こちらの結果は来年の春がくるまで分からないが、ひとまずはこれで凌げる。