2015年9月1日火曜日

夢見るサイロ4作目

 昨日に引き続き、ガリ箱アート展「糸をかし」で展示予定の平面コラージュを作る。中央に配置する正方形作品は、丸い年輪(庭で剪定した木の枝を薄く切ったもの)とそれを取り巻く糸の配置を残して完成。今日はその右に配置する作品「夢見るサイロ」を作った。

 以前にもふれたが、この作品は当初、2枚目のオリジナルCD「夢のしずく」のジャケットカバー用に作った。私の生まれ故郷で酪農を営みながらステンドグラス作品を作っている吉成洋子さんのブログ写真にヒントを得て、コラージュとして仕立てあげたもの。
 それが縁で、吉成さんが主催する今年の「政和アートFes」の「段ボールコラージュ」にも13センチ四方の作品2枚を新たに作って参加した。
 CDジャケット用に作った作品は21センチ四方。スキャナで取り込んで背景はレタッチソフトで仕上げた関係もあり、そのままでは使えない。
 同じ作品を作るのは4度目となるが、今回は仕上がりが16.5センチ四方。過去3作の中間に位置する大きさで、レイアウト等は2〜3作目のものを用い、配置や寸法はそれぞれ細かく比率計算して修正。素材の大半は最初に作ったものを台紙から剥がして再利用した。
(「政和アートFes」に展示分は販売用なので、手元には返ってこない)


 さすがに4度目ともなると、作業も手慣れたもの。唯一残ったのは、左上に配置する「月」をイメージした金色の糸(ヒモ)を渦巻状にした素材の配置。
 構想として、中央の丸い年輪が弾みながら画面を横切り、右の作品「夢見るサイロ」に飛び出して、そのまま月になる、というストーリーを暗示させたい。

 一番左の作品もスケッチまで終えたが、こちらは故郷を俯瞰で見守るカエルをイメージしたもの。タイトルはたぶん「幸せのカエル」か「見守るカエル」あたりか。左の作品から中央の作品へのストーリー性も考えているが、糸と年輪で作った花を橋渡し役として使う予定。
 年輪を配置して貼り付ける作業は最後になるが、仕上がった全体の作品名がまだ未定。「夢見るフルサト」?いやいや、もう少し悩んでみる。