記録によれば、初めて設置した昨年もこの時期に取り外している。太陽を「遮る」から、積極的に室内へと「取り込む」端境期となるのが、まさにこの時期。
まずは西側ウッドデッキ上の遮光シートを外す。基本的にはビスにヒモでしばってあるだけなので、着脱は容易。来年に備え、ビス類は取り外さすに、そのまま止めておいた。
野鳥の通り道に当たるので、シートには鳥の糞の跡が多数。バケツに汲んできた水で、ていねいに汚れを落とす。そのまま夕方までウッドデッキで乾かした。
テント端布を縫い合わせて作った間に合わせだが、強風による傷みは皆無。来年もそのまま使える。
南窓の遮光ネットも単純にヒモを緩めるだけで外れる仕組みだが、下端部をスカート状に広げる保持材は風にあおられたせいか、かなりのぐらつきがあった。こちらは来年そのまま使えそうになく、いったん取り外す。
来年は木材ではなく、長めの木用ビスに金属パイプをかぶせて支持材を作ろうかと思っている。
2年目となる遮光ネットは、一部に強風による破れが発生していた。厚手の布で補修すれば、たぶん来年もぎりぎり使えると思う。
買った100均ダイソーでは同じ製品を今年も販売していたが、432円で3年持てば、まずまず合格だろう。
昨年の経験をふまえ、取付けに工夫をこらした今年は一度も強風で外れることなく、真夏の強い陽射しを確実に遮断してくれた。
おかげで、(暑くてたまらない…)という記憶は全くない。当分は安上がりなこの手法で夏を乗り切る。