2015年4月13日月曜日

プッシュリベットを調達

 Uターンの失敗で縁石にぶつけてしまい、その後何とか自力で補修した車のバンパー部だったが、ぶつけてからバンパーそのものにガタつきが出て、収まりが悪くなった。
 よく調べてみると、バンパーを固定するはずの樹脂製ボルトが何本かなくなっている。どうやらぶつけた際の衝撃で、どこかに飛んでいったらしい。
 かろうじて残っていたのは、右サイド部分にある1本のみ。左サイドの1本と、底部にある2本の計3本が欠損。これではガタつくはずだ。
 近距離なら大きな問題はないが、この状態で遠距離は大事故にもつながりかねない。代替品を探したが、貫通タイプのボルトではダメ。適当なものが見当たらず、ガムテープで止めるくらいしか思いつかない。
 困り果ててネットで「バンパー」「固定」「プラスチック」「ボルト」などとネット検索をかけたら、ようやく「プッシュリベット」というパーツであることが分かった。


 ディラーで純正品を入手するのが確実だったが、かなり高そうだった。アマゾンで中国製の同等品を見つけたが、入荷まで10〜15日という気の長い話。思いついてヤフオクで調べたら、専門業者が安い製品を出品していた。

「駆け引き無用の即決」「手数料無料のゆうちょ銀行振込OK」「送料格安の定形外郵便送付OK」という、好条件がそろっていて、価格も送料込みで263円という安さ。型番を慎重に調べ、すぐに落札したら、3日で届いた。

左サイド部分の固定

 さっそく取付けてみた。穴に差込み、注射器のように端部の突起をぐいと中に押し込むだけ。工具も何もいらず、型番に合った部品さえあれば、誰でもやれるDIY作業である。

 残りの2本も地面に腹ばいになって作業して終了。固定があまりに簡単過ぎて、逆に拍子抜けである。
 はっきりしないが、もしかすると今回の事故とは別のトラブル、たとえば雪山に突っ込んだときの衝撃等で外れた可能性もなくはない。そして、あえて弱い素材や固定法を採用することにより、ボディへの衝撃を和らげる役目もあるのかな…、そんなことも考えた。
 ともかくも最安値で修復できたことは間違いないが。

底部の固定(2箇所)