2015年4月10日金曜日

灯油消費過去最低を記録

 今シーズン最後となる灯油を購入。灯油は暖房と給湯とで、年平均1100L前後を消費するが、一度の給油量が250〜300L程度になるよう、給油の日取りは慎重に検討して、いつも決まった時期に注文する。
 給油量が200L以上あると単価が安くなる業者に依頼している関係だが、およそ11月中旬、1月上旬、2月中旬、4月中旬あたりに注文。忘れないよう、WEBカレンダーにも記入してある。
 今日の給油量は218.3Lで、今冬4度の合計量は947.1L。新築後16年目にして、合計使用量が初めて1000Lを切った。
 2月以降の極端な暖冬傾向が関係しているのは間違いないが、1月までは逆に厳冬傾向だったし、暖房ボイラはすでに寿命を迎えており、燃焼効率は下がる一方のはずである。風邪をひくほどの暖房節約はしてなく、なぜこれほど減ったのか?


 よく考えてみたら、昨秋に冬場の自然換気量を減らすべく、パッシブ給気口を半分閉ざしたことをすっかり忘れていた。この件に関し「灯油消費量激減」として、すでにブログで中間報告もしていた。
 調べてみると、初年度を除いた過去14シーズンの平均灯油消費量は1125.5L。結果として15.9%の削減に成功した。予想を超える効果があったということで、今後10〜4月の期間は同様に給気口の半分を強制閉鎖することに決めた。

 原油価格暴落の恩恵で、灯油代の合計も昨年の半分程度まで下がった。こちらもひょっとして記録更新か?と思い、過去のデータを調べたら、灯油単価が40円前後だった2002年には及ばない。
「暴落」などといっても、L単価は60円台半ばに過ぎない。昨今の原油価格が、いかに異常であったかということだ。

 とはいえ、支払った灯油代が昨年に比べて大幅に減ったのは間違いない。食品系の諸物価値上がりをさんざ愚痴ったばかりだが、捨てる神あれば拾う神あり、である。
 すっかり気をよくし、昨秋に無塗装のままで暫定的に作ってあった灯油タンクの盗難防止装置に、木用塗料で塗装を施すことにした。
 陽射しはあるが、風があまりに冷たい。震えながらも何とか仕上げたが、まだまだ外作業には早過ぎる。

 その性質上、装置の詳細は詳しく書けないが、道具を使えば5分で壊せる程度のもの。つまりは、単なる時間稼ぎ装置に過ぎないが、たぶんないよりはマシである。