2015年4月20日月曜日

集客の基本はアナログ

 一昨日のコンサートに関し、再度ふりかえっているが、初回より大幅に女性の比率が増えたことに関連し、叙情性の強い曲のリクエストが圧倒的に多かったことが突出した特徴だった。
 つまり、初回は広報その他の告知を読み、(いったいどんなコンサートなのか…?)と、好奇心半分でやってきた方が、少なからずいたと思う。妻に誘われてやってきた男性も多かっただろう。

 ところが2回目となると、私の歌唱がどんなスタイルなのか、ほぼ周知されたように思える。今回が初めてだった方もいたが、2度目だった方は圧倒的に女性が多かった。これは他の場での傾向とも一致している。
 いただいたリクエストを詳しく調べると、全26曲のうち、女性歌手が歌っている曲が12曲、男性歌手の曲が9曲、残り5曲が唱歌のように明確に区別できない曲だった。ここでも女性が男性を凌駕している。
 リクエストを貰いつつ歌えなかった4曲でも、女性歌手3、男性歌手1という傾向で、唱歌もどちらかといえば女性歌手が歌うことが多い。

 実はリスト260曲の中でも、女性歌手の曲が100近くを占める。以前にも確かふれたが、女性歌手の曲は自分にとって非常に相性がいい。歌唱法に合っているのだと思う。今後もこの傾向はおそらく変わらない。

芝桜の花が一輪だけ可憐に咲いた

 ともかくも、コンサートのおおよその方向性は今回でつかんだように思える。今後歌うべき曲もだいたい分かった。
 大きな不安だった集客面に関し、私自身の集客活動は最小限にとどめたが、施設側で告知にいろいろ配慮してくれ、大変ありがたかった。

・広報さっぽろ:所属する札幌北区の地区センター催事欄に告知され、北区全戸に配布。
・地元紙の販売店ミニコミ誌:イベント欄に告知。北区の地元紙朝刊に折り込み。
・地区センター月間広報:イベント欄に告知。近隣町内会回覧板で閲覧。
・地区センターホームページ:イベント欄に告知。
・地区センター内にフライヤー(ポスター)を掲示。

 ネット系は地区センターHPのみだが、集客面で効果的だったのは、口コミとアナログ的な紙媒体による告知で、これは訪れた方への直接取材でもある程度裏づけをとっている。
 聴き手の中心年齢層が50代以上なので、ネット系での告知にはそもそも無理がある。基本はまだまだアナログなのだ。