窓ガラスは秋口の結露防止用プチプチシート点検時に、ざっと掃除は済ませてあったが、サッシ下端部の窓台に、一部黒いカビが発生しているのに気づいた。
窓ガラスの結露はそれほどでもなく、仮に発生しても、サッシ下端のU字型枠に溜まる仕組みになっている。ここから溢れて窓台に落ちたことは、過去に例がない。
原因はサッシ枠下端の結露である。ガラス用受枠の外側なので、結露水が多い場合は直接窓台に流れ落ちる。窓台は松の無垢材なので、吸水して一定の条件下でカビが発生するものと思われる。
最もひどいのは2階南側寝室の窓で、次が2階南側仕事部屋の窓。他は1階居間南側窓、1階西テラス窓、1階南玄関窓、1階北側UT窓などだ。
不思議なことに、陽射しが照りつけて結露が蒸発しやすいはずの南側窓に集中している。原因ははっきりしないが、いずれも常時人がいたり、湿度が高くなりがちな空間なので、他より条件が悪いのかもしれない。
最もひどい2階寝室の窓は、過去に一度掃除をした。単純にクレンザーでこすり取っただけだが、今回は試しに霧吹きで湿らせたあと、歯ブラシでこすってみた。
すると、はがれるように汚れが浮き上がってくる。浮いた汚れは雑巾で拭きとり、その後数時間乾燥させると、ほぼ元の状態に戻った。今後は数年おきに、こうした清掃作業を行うべきかもしれない。