2013年5月20日月曜日

アリメツで蟻壊滅?

 雪が完全に消えた5月上旬あたりから、台所を徘徊するアリに悩まされていた。例年この時期は家の中にアリが出没するが、今年は冬が長かったせいか、その数が異常に多い。引出しに何気なくしまってあった菓子類に無数のアリが群がっていたり、ゴミ箱の中は常にアリだらけ、といった状況が1週間も続いた。
 周囲に全く家がなく、完全なる「野中の一軒家」状態で、周辺空地は雑草が伸び放題。アリが暮らすには絶好の条件なので、ある程度はガマンしてきたが、さすがに今年はひどすぎた。

 これまで市販のアリ退治薬を対症療法的に使ってきたが、そう大きな効果もなく、様子を見るうちに1ヶ月ほどでアリの姿が家から消える、というパターンを繰り返してきたが、今年は居間のテーブルに座っていると、顔までアリが這い上がってくるほど。対策は急を要した。


 ネットで情報を収集すると、「アリメツ」という薬の評判が非常によい。なかなか手に入りにくいという話だったが、ツルハにはだいたい置いてあるらしい。
 行ってみると確かにあったが、400円代半ば。念のため近くのスーパー薬コーナーも調べてみたら、こちらでは417円で売っていた。迷わず買ったが、これが5月8日のハナシ。
 さっそく一番数の多い台所ゴミ箱近くに置いて試してみると、1時間ほどで数えきれないほどのアリが群がってきた。事前情報にもあったが、見ていて気分が悪くなるほど。
 じっと耐えて皿が空になるたび、薬を注ぎ足す。2日ほど経つとアリの数がめっきり減り、そのうち全く姿が見えなくなった。1週間後に再び巣の卵が孵化することがあると取説にあったので、用心して見守ってきたが、12日が過ぎた今日も姿は見えない。
 まだ油断はできないが、もしかすると取説通り、巣全体の壊滅に成功したかもしれない。

 抜群の効果に気をよくし、今度は車庫前の縁石に巣を作っているアリにも試してみた。付属の皿が風で飛びそうだったので、布製ガムテープの端部を少し折って使用。こちらにも見る間にアリが集まってきた。
 この調子で自宅周辺に根気よく薬を散布し続ければ、長年の悩みだったアリの完全撲滅化が叶うかもしれない。