2013年5月4日土曜日

オープン音楽イベント

 車で30分ほどのところにある音楽系カフェで実施のイベントに参加。古民家を再生させたカフェで、広い窓から望む農場の借景がよく、自宅から都心に至る道の途中にあるので、8年前からときどき訪れていた。
 今回はオープンな場として幅広いジャンルのミュージシャンに開放するというので、初めて歌い手として訪れた。
 まずネットやポスターで参加者を募り、集まってから人数に応じて開始時間や出演時間を順に決めてゆくという、アバウトな進行。エントリーはかなり前から経歴書をFAXで送って済ませてあったが、前日に電話で確認すると、開始は13時からになったという。

 13時を数分過ぎて店に着いたが、まだライブは始まっていない。13時7分からオーナーの挨拶で開始。トップは4人のバンドで、常設のグランドピアノ、ウッドベース、ドラム、コンガ、ボーカルといったボサノバが中心の構成である。
 2番手は楽器はそのままにボーカルのみ交代し、ジャズを中心に30分ほど。遅く到着した私は14時30分から始めることになる。聴き手は当初12人ほどいたが、出入り自由のシステムなので、私が始める頃には9人に減っていた。


 プロ・アマ含めて洋楽が中心の場であることは事前に知っていたので、それに合わせてセットを構成。以下の7曲を歌った。

「恋心(シャンソン)」「ドミノ(シャンソン)」「鱒(クラシック)」「独り(オリジナル)」「少しは私に愛を下さい(フォーク)」「かなりや(日本唱歌)」「Godfather 愛のテーマ(サントラ系洋楽)」
 PAは常備されていたが、ラインジャックの様子が分からないので、生音でも対応可能なヤマハのエレアコを持参。さらにはマイク端子から変換してギターにつなげるアダプターも準備した。
 開始前にPAを調べると、ラインは普通につなげそうだった。店の方に尋ねてもよく分からないというので、(前のグループはアンプ持参)自己判断で用意してきたラインケーブルを空いているチャンネルに接続。ツマミをあれこれ調整してみたら、普通に音が出た。


 知っている顔は皆無で、歌うのは初めての場。いわゆる完全アウェイ状態で、客席はステージに近く、モニターやリハーサルの類いは一切ない。条件としてはかなり厳しい。
 ステージの上が2階まで吹抜けになっていて、ボーカルの音はよく響いたが、ギターの音がまるで聞き取れず、かなりの苦労を強いられた。

 モニターなしの場はよくあるので、いつものように勘で進めたが、場の反応はよかった。あとになって気づいたが、自宅での直前練習でエレアコがハウリング気味だったので、予めサウンドホールカバーを装着して向かったが、外して音を確かめるのを忘れていた。
(サウンドホールカバーはないほうが音は聞き取りやすい)
 冷静だと自分では思っていたが、やはり少し上がっていたのかもしれない。
 持ち時間の30分より5分短く、25分で終了。参加費や集客ノルマ等は一切なく、ワンオーダーのみ、しかも完全禁煙という願ってもない条件だったが、珈琲一杯で30分も歌わせてもらっては、いかにも申し訳ない。出番が終わって急に空腹を感じたこともあり、ケーキセットを追加で注文。美味しくいただいた。

 反省点はいろいろあるが、完全アウェイの状況でもそれなりに場を作れるという自信がまたひとつ増えた。何より、一度はここで歌ってみたいという8年前からの願いが実現したことに、まずは満足しよう。