単体では鍵をつけられず、そのままでは携帯ストラップにもならないので、何かのリングに引っ掛けて使うしかない。あくまで「もどき」なのだった。
デザインは一見トトロのようにも見えるが、微妙に違う。そもそもトトロのデザインだと相当の著作権料が発生し、とても399円では売れない。
推測だが、ピカソ館にあったさまざまな形状の陶器のイメージをヒントに作っているものと思われる。
カエルに近い雰囲気の品もあったが、あえて別系統の品を選択。実はずっと使っているキーホルダー・マスコットのうち、NHKの「ドーモ君」の傷みが激しい。いよいよ換え時で、今回の「トトロもどき」はその代替品、つまりは自分への土産である。
「ドーモ君」は2007年1月にNHK札幌放送局の取材を受けた際、記念品のひとつとしていただいたもの。その後ずっと酷使し続けているのだから、顔が擦り切れてしまっても無理はない。
当初は「うさ爺」のマスコットもあったが、こちらも数年前に顔がのっぺら坊となって外してしまった。代りにカエルのケロちゃんを加工して取りつけたが、こちらも樹脂製なので、顔が擦り切れつつある。
この種のマスコットで長持ちするのは、断然ガラス製か陶器製である。樹脂製に比べて高いが、それだけの価値はある。携帯ストラップにはすでにガラス製のカエルがつけてあるが、1年近く経っても全く傷みはない。
ちなみに、キーホルダー本体についている丸い皮は、長男からもらった高級焼酎のビンについていたもの。普通は捨てるものだが、いい手触りだったので、強引にキーホルダーに作り直した。