2013年7月26日金曜日

100Vポータブル電源

 昨日からテストしていた充電式100Vポータブル電源の中間結果がでた。アマゾンから8,590円で買い、届いたのが昨日のこと。アフリエイトのポイントが1,200円ほど溜まっていたので、実際の支払額は7千円ちょっとである。

 この機器を買ったきっかけは、手持ちのPA(ミニアンプ)3台のうち、音が最も安定していて、出力も30Wと最大である「ローランドCM-30」を電源のない場所でも使えないか?と思ったこと。(CM-30は交流電源のみ対応)
 最近になって「屋外かそれに近い広い空間」「天井の高い空間」しかも「交流電源がない」という場からの出演依頼が相次いでいて、先日終えたばかりの百合が原・青空コンサートも当初はその条件だった。
 活動の半分をしめるチカチカパフォーマンスでも、北3条広場はそれに近い条件で、他の広場ではそこそこ使える乾電池式のローランドMOBILE CUBEも、天井の高い北3条広場ではいつも非力を感じていた。
 以前にチカチカパフォーマンスを観た音楽関連の知人から、「歌はよいが、PAの音がいかにもチープ」と、率直な感想をもらったことがある。確かにPAは弱点だったが、新たに充電式の大型PAを買う余力はない。
(何らかの充電式交流電源があれば、手持ちのCM-30が使える…)と思いつき、いろいろ調べた結果、安価でコンパクトなこの品にたどり着いた。


 およその仕様は以下の通り。

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ノア家庭用充電式バッテリー100W NMP309AC
・最大出力100W×100V×50Hz
・12V9AH鉛蓄電池
・充電時間10~15時間(専用ACアダプター付属)
・27×10×22cm、4Kg
・使用時間目安:30Wノートパソコンで約3時間

 ユーザー評価もまずまずで、災害時の非常用電源として備えている人もけっこういる。(「バッテリは常に満充電にしておくこと」と取説にあり)手持ちのCM-30は消費電力32Wなので、少なめにみても2時間くらいは使えるかと期待した。
 取説に従って余裕を見て満充電し、昨日から実際に歌ってバッテリの消耗度を調べた。
 チカチカパフォーマンスや介護施設など、最近は30分きざみのライブ時間が圧倒的に多い。希望としては3ステージ分、つまりは1時間30分持ってくれれば、何とか使える
 昨日はまず30分連続で使い、3段階の残量表示ランプは3つ点いたまま。多少のノイズは入るが、音量も音質も通常の交流電源と比べて何ら遜色ない。

 今日は30分歌って5分休み、また30分歌った。昨日からの累計45分あたりで残量表示ランプのひとつが消えたが、その後累計で1時間30分歌っても、ランプは2つ点いたまま。つまり、まだまだ余力があることになる。
 いったい何時間まで使えるのか、明日以降テストは継続してみるが、すでに1時間30分持つことが分かったので、充分実用に耐えることが判明。移動時の重量は現状よりも増えるが、キャリーカートを使うようになったいま、あまり問題にならない。
 8月はこれを使う機会が最低2回はある。さっそく実戦で試してみたい。集客にどんな影響があるのか、ちょっと楽しみ。

(追記:その後累計で6時間0分を経たが、残量表示ランプは2つのまま。直後のライブ使用のため、テストを打ち切った)